
山といっても・・・ ハブが恐(こわ)いので、山すその美名田(みなだ)へ。
路上(ろじょう)に違和(いわ)を感(かん)じたのでジロジロすると、トクノシマトゲネズミの遺骸(いがい)。

ハブの毒牙(どくが)をいなす進化(しんか)を知(し)りたいので、いささかトゲをいただきました。

ちなみに
種の保存法(しゅのほぞんほう)の取扱(とりあつかい)では、該当(がいとう)する希少種(きしょうしゅ)の死骸(しがい)を拾(ひろ)って帰(かえ)るのはOKですが、販売(はんばい)どころか譲渡(じょうと)もダメ。


さらに進(すす)むと、路上にモワモワがたくさん。

アマミノクロウサギの毛(け)・・・

べつに探偵(たんてい)をやりにきたワケでもないので、まわりを眺(なが)めると・・・ 黒(くろ)っぽいアサギマダラ?

いやまて、この夏(なつ)はツマムラサキマダラが多(おお)かったとゆ〜し、それかな。 だとすると、メスっぽいですね。
オスを見(み)つけて最高(さいこう)のコバルトブルーを記録(きろく)しようとするものの・・・

これっぱかししか、翅(はね)を広(ひろ)げてくれません。

ウロウロしていると、森(もり)の見張(みは)り、アマミヤマガラがやってきました。

あんまり近(ちか)かいのにオッサンを恐れないので、たぶんニンゲンを知(し)らないのでしょう。
とはいえ
猛禽類(もうきんるい)のツミを追(お)っ払(ぱら)うほどの、強気(つよき)な鳥(とり)なんです。

ん゛〜 ツマムラサキマダラのオスは見つかるけれど、とまってるだけ。

なんぼネバってもダメか・・・
おっとナニかとまった。


あ゛〜 リュウキュウアブラゼミです。 ついガッカリしてしまいますが、世界的(せかいてき)には透明(とうめい)でない翅をもつセミは、とても珍(めずら)しいそうです。
そんなこんなで、ネバってもダメそうなので、撤収(てっしゅう)。
Aコープで買(か)いものしてから、キジの海岸(かいがん)へ。

赤(あか)い夕陽(ゆうひ)が、校舎(こうしゃ)を染(そ)めちゃってますね、こりゃ・・・

高校三年生(こうこうさんねんせい)にとっては燃(も)えるかもしれないけれど、赤いのは大気(たいき)が汚染(おせん)されたり、微粒子(びりゅうし)が多(おお)いためだから、ちっとも歓迎(かんげい)できません。

それはそうと
来(き)た来た・・・ 煙突(えんとつ)をねぐらにしているムクドリたち。

ほとんど、ホシムクドリと、スズメです。 この煙突がなければ、ムクドリもスズメも、今(いま)ほど町内(ちょうない)に住(す)みついてないかもしれない。
ともあれ
定点観測(ていてん・かんそく)だけでは、視点(してん)がマンネリになってしまうので、たま〜に山でリセットしてま〜す。


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