そういえば、紙版と電子版(でんしばん)をこさえはじめたキッカケが、
先代(せんだい)のマップからでした。 それがあって、広報誌(こうほうし)の
シリーズ天城遺産(しりーずあまぎいさん)も、両方(りょうほう)こさえるようにになりました。
ともあれ
観光マップ(かんこうまっぷ)といえば、拡(ひろ)げて
「さぁ、どこいこ
」とゆ〜のが醍醐味(だいごみ)。 ワクワクする見(み)た目(め)とはどんなのか・・ いろいろ考(かんが)えて、先代をこさえました。
そして、新作(しんさく)。


それぞれ2688X3801ピクセルあって、いささか重(おも)いのでご注意(ちゅうい)ください。
前(まえ)とそんなに変(か)わってないじゃん・・ と思(おも)われた方(かた)は、なかなかの通(つう)です。 だって、もともと完成度(かんせいど)が高(たか)かったんじゃもん。
(笑)そもそものコンセプト、ポスターとして貼(は)ってもカッコイイところは、ブラッシュアップしてます。
先代は表紙(ひょうし)にも情報(じょうほう)をテンコ盛(てんこも)りしてましたが、スマホやタブレットがあたりまえになったので、電子版で補完(ほかん)すればよく・・濃(こ)いイメージの写真(しゃしん)を集(あつ)めることで、左下(ひだりした)の文化(ぶんか)の重めなイメージに呼応(こおう)して、明(あか)るい自然(しぜん)や島食(しましょく)と対比(たいひ)するデザインになっています。
また
地図(ちず)のほうは、おもちゃ箱(ばこ)をひっくり返(かえ)したようなイメージは踏襲(とうしゅう)しつつも、そろえる所(ところ)はそろえて整理(せいり)しました。

なにしろ
先代では説明(せつめい)と、地図上(ちずじょう)のポイントはナンバリングで結(むす)びつけましたが、
防災マップ(ぼうさいまっぷ)の教訓(きょうくん)から、直接(ちょくせつ)ラインで結ぶようにしたので・・ ゴチャゴチャを減(へ)らす必要(ひつよう)があったんです。
実(じつ)は、これだけの要素(ようそ)のバランスをとるのに、多(おお)くの時間(じかん)を要(よう)しました。 さらに、なるべく地図上(ちずじょう)のポイントや道路(どうろ)などと、かぶらないようにするワケでして・・ 空港(くうこう)のまわりや、当部(とうべ)などは、なかなか苦労(くろう)しました。
そのため
平土野(へとの)の拡大図(かくだいず)を無理(むり)なく切(き)り詰(つ)めたり、全体(ぜんたい)をビミョ〜に左(ひだり)へ寄(よ)せたりしています。で、新作でコダワッタのが、背景(はいけい)のテクスチャ。

ザラっとした、砂絵(すなえ)のようなイメージで・・ 写真(しゃしん)と背景とのつながりや、ツルっとした用紙(ようし)ながら、風合(ふうあ)いのあるマップにしたかったんですよね゛〜。
図書館(としょかん)で、憧(あこが)れだった田中一光(たなかいっこう)の作品集(さくひんしゅう)をジロジロしていて、思(おも)いつきました。

ま゛〜しかし
お店(みせ)の情報(じょうほう)のほかは、ほとんどオッサンが独(ひと)りぼっちで集(あつ)めたネタだったり、ちまちま書(か)いた解説(かいせつ)なので・・ キツかった〜。

と謂(い)いつつも、シレッと役場(やくば)をイヂッテみたりとか。(笑)
いやね゛〜、オッサンもはじめて見(み)たときには、
どぉ〜この建築(けんちく)やねんな
と叫(さけ)んだ気(き)がするし、旅(たび)のお客(きゃく)さまにも気軽(きがる)に足(あし)をはこんでいただきたくて。

ニョロニョロした矢印(やじるし)は、「ハブの館」(はぶのやかた)のイメージで、先代から引(ひ)き継(つ)いでます。
当部のマップでも、ハブが出(で)る林道(りんどう)をニョロニョロさせてますよ。
まだまだヒミツがあるので、きょうみたいに荒天(こうてん)のときに、小出(こだ)しにしようかな・・(笑) 次回(じかい)は・・ 盛りへのコダワリ?