ソニーから6/22に発売(はつばい)になる、サイバーショットRX100 M6(マーク6)、いよいよ6世代(せだい)。

一眼レフでは実現(じつげん)できない、サイズ/軽(かる)さ、スピード・・・などなど。
これまで、ジジババ用(よう)のようなズーム率(りつ)でしたが、ようやく実用(じつよう)になるレベル、24〜200mm/8.3倍(ばい)、なのにレンズの明(あか)るさF2.8〜4.5と明(あか)るい。
センサーサイズは1インチ、コンデジの1/2.3インチの数倍(すうばい)もあります。


スマホではもっと小さい。 おなじ画素数(がそすう)であっても光(ひかり)をタップリ受(う)けるほど、自然(しぜん)な再現(さいげん)になります。 画素数(がそすう)が増(ふ)えても、センサーが小(ちい)さいと、マトモに光を受(う)け取(と)れないので、ノイズだらけ≒ピンクとグリーンの砂(すな)の嵐(あらし)になってしまうのです。

さておき
8倍なんてズーム、しょぼしょぼじゃん・・・と思(おも)ったアナタは、ボケです。(笑) ズームはさておき、明るさのF地(ち)が5.6より高(たか)いと、曇天(どんてん)の多(おお)い島(しま)で使(つか)うのは難(むつか)しい。 オッサンがこのログに載(の)せているフワっと自然な雰囲気(ふんいき)の画像(がぞう)は、「ズーム率 1 」で500mm/F4、つまりズームなしだからの自然さ。 むしろズームなしだからこそ、自然にボケるのがレンズなのです。

ズームレンズは、いろんなズーム率になるので、そのぶん本当(ほんとう)ならレンズの厚(あつ)みや曲率(きょくりつ)、あるいは屈折率(くっせつりつ)も変(か)えなければならないところを、なんとかヤリクリしているので、どうしても描写には無理(むり)がある。 とくに画面(がめん)の外側(そとがわ)になるほど、「ナガレ」とか色収差(いろしゅうさ)が生(しょう)じてしまう。

ズーム技術(ぎじゅつ)が発達(はったつ)したからこそ、8倍くらいならプロでも許(ゆる)せるレベルになってきたのです。
それと
M6はなんと、¥14万(まん)ほどだそうです。 ビックリされるでしょうけれど、妥当(だとう)な線(せん)だと思(おも)います。 レンズ交換式(こうかんしき)の一眼レフでやデジ一眼で再現(さいげん)するなら、レンズで20万、本体(ほんたい)で10万くらいになるでしょう。 つまり半額(はんがく)よりも安(やす)く、しかも重(おも)さは1/7くらい。 別世界(べつせかい)からやってきた、カメラのようなもの。
ただしまぁ
総合的(そうごうてき)な画質(がしつ)に関(かん)しては8割(わり)くらいで、レンズ交換式より、だいぶセンサーが小(ちい)さい・・・けれど、交換しない専用設計(せんよう・せっけい)のレンズでなので、あれこれ勘案(かんあん)して・・・のイメージです。
オッサンとして注目(ちゅうもく)しているのは、ひっこむファインダーがあること。


スマホみたいに、広角(こうかく)ですと漠然(ばくぜん)と狙(ねら)えるけれど、ズーム率がアップするほどファインダーでないと、どこか判(わか)らなくなってしまうのです。


で、オッサン世代(せだい)でも、旅先(たびさき)なんかでSNSネタがいりようになるらしい。

そんなアナタにも、自撮(じど)りできる本格(ほんかく)イチガン。


と
ここまでホメておいて、オッサンはすんごい迷(まよ)っています。 このカメラ、スマホ前提(ぜんてい)でこさえられた高性能(こう・せいのう)なのが、シャクにさわるんです。


フツーの生活(せいかつ)より、もっといい生活したいアナタにおススメのカメラです。 なにしろ、そこらのムービーカメラよりセンサーがデカくて、動画(どうが)もスーパー高(こう)画質なので。


いつも薄暗(うすぐら)いところにいる、アカショウビン。 フツーにシャッターすれば、カメラは左(ひだり)のように、暗(くら)いはずのジャングルをフツーの明(あか)るさへ調整(ちょうせい)してしまい、明るくなりすぎてしまう。


さておき
きっちり寄(よ)って観察(かんさつ)したいのなら、もっと別(べつ)のチョイスもある。 オッサン愛用(あいよう)のロートル、サイバーショットTX20みたいに。