どうしてお客(きゃく)さまが、死(し)ぬるまでにアカショウビンがご覧(らん)にりたいのか事情(じじょう)をうかがったところ・・・数十年前(すうじゅうねん・まえ)、故郷(こきょう)で声(こえ)を聞(き)いたから・・・だそうです。 内地(ないち)でアカショウビンに逢(あ)ってみえたとは、奇跡(きせきき)に近いのですけれど、よほど郷愁(きょうしゅう)が恋(こい)しかったのではないかと。 折々(おりおり)にアカショウビンを求(もと)め、旅(たび)をされたそうです。
で・・・たまたま都会(とかい)の飲食店(いんしょくてん)で働(はたら)くシマンチュから、アカショウビンの話(はなし)をきいて、そのシマンチュの実家(じっか)をたよって来島(らいとう)された・・・顛末(てんまつ)。
ぶっちゃけ、飲食店にいたシマンチュと、シマンチュご家族(かぞく)にはナンの得(とく)もないのに・・・お世話(せわ)されているのです。 コレがシマンチュの、ヤタラメッタラすごい行動力(こうどうりょく)・・・アトサキ考(かんが)えず、助(たす)けたかっただけ。


そして、たまたまオッサンの小(ちい)さな人脈(じんみゃく)ネットワークと、ご家族のネットワークを、さらに仲介(ちゅうかい)するネットワークをもつ人妻(ひとづま)が複数(ふくすう)いらしたので、オッサンにあちこちから同(おな)じ依頼(いらい)が来(き)た・・・ようです。 人妻ネットワーク、おそるべし。

で、とりあえずとゆ〜か・・・鳴(な)きまくったところ会(あ)えまして・・・近(ちか)くで1羽(わ)、遠目(とおめ)に1羽、お見せできましたし、生声(なまごえ)はタップリお聴(き)きいただきました。

ただし、いづれも逆光(ぎゃっこう)だったので、あすもチャレンジ。
お客さまから、江戸屋猫八(えどやねこはち)さんより上手(じょうず)なのでは?・・・と質問(しつもん)がありました。 確(たし)かに、アカショウビン、カッコウ、ホトトギスについては、猫八さんにはマネできないかもしれない。 高(たか)い声(こえ)と低(ひく)い声が混(ま)じった鳴きは、指笛(ゆびぶえ)や道具(どうぐ)では再現(さいげん)できないので。 それに、そもそも猫八さんは、鳥(とり)やヤギと鳴き交(か)わされていないのでは??? オッサンのはもともと、動物(どうぶつ)と話(はな)したいから始(はじ)めたマネで、似(に)ているかどうかより、話せてナンボ。
それにしても
縁(えにし)とは、なんとも不思議(ふしぎ)なものですね゛〜。 お客さま、都会のシマンチュ、島のご家族、オバカなことばかりするオッサンを、ピンポイントでつなげてしまうオセッカイなネットワーク。 これはたぶん、郷里(きょうり)を愛(あい)するとか、そ〜ゆ〜軽(かる)いモンじゃなくて・・・オッサンには判(わか)らんけど・・・シマンチュはナニがあっても絶対(ぜったい)に家族と故郷は大事(だいじ)

あすも、ソコソコがんばりま〜す。

キーワード keyword 【 徳之島 天城町 奄美 南西諸島 沖縄 2018 アカショウビン 口笛 ガイド 】