『ヒロちゃんと話(はな)したけど、どうしたら観光(かんこう)が好(よ)くなるんだろうか』とか。

オッサンは観光に9年(ねん)くらい関(かか)わってきました。 ネイチャーガイドをしたり、観光マップもこさえてきましたし。 なので、あえて申(もう)し上(あ)げることは、徳之島(とくのしま)は、ソレ以前(いぜん)のレベルだ・・・ ってこどです。

国立公園(こくりつ・こうえん)のコンセプトは、勤勉(きんべん)に働(はたら)く国民(こくみん)が、美(うつく)しい風光(ふうこう)に癒(いや)されることでした。
天城町(あまぎちょう)のキャッチフレーズは、ユイと癒(いや)しの町(まち)。 ユイはわかるんですけど、癒しってドコが

さて
具体的(ぐたいてき)に天城町および徳之島(とくのしま)のダメさは、おもに2つしかありません。
1)飯(めし)と酒(さけ)が不味(まず)いこと
2)クソ田舎(いなか)なこと
日本人(にっぽんじん)の癒しは、おいしい食事(しょくじ)と酒、それと温泉(おんせん)に他(ほか)なりません。 島の宿(やど)や食堂(しょくどう)、居酒屋(いざかや)で供(きょう)される食事は、地物(じもの)の魚(さかな)も野菜(やさい)もほとんどなく、油物(あぶらもの)ばかりで甘(あま)ったるいし塩(しお)っぱい味付(あじつ)けで、かててくわえてコスパが低(ひく)すぎる。



ふたつめは
文字通(もじどお)りクソ田舎で、そもそも内地(ないち)でウンコ臭(くさ)さを感(かん)じられる機会(きかい)などホトンドありゃしないけれど、徳之島では慣(な)れっこすぎる。


オッサンは、観光に媚(こ)びなくて、素朴(そぼく)で静(しず)かなところが気(き)にいって、通(かよ)っていました。 マーライオンをこさえるのも手(て)でしょうけれど、アレはいっぺん見(み)たら、モ〜ケッコ〜です。 大阪(おおさか)のオバチャンの団体旅行(だんたい・りょこう)みたいなのを目指(めざ)すと、ソッチになってしまうけれど・・・ 徳之島は違(ちが)うのでは???
ちなみに
南大東島(みなみだいとうじま)に通(かよ)うキッカケは、コチラの風光。

勝手(かって)に大東ブルーと呼(よ)んできたけれど、亀池港(かめいけこう)は目(め)が痛(いた)くなる蛍光(けいこう)ブルーで、デザイナーの色彩感覚(しきさい・かんかく)をビシビシ刺激(しげき)しました。
ホテル吉里(よしざと)では、近海(きんかい)もののマグロやカマスサワラ≒ソーラが、必(かなら)す夕食(ゆうしょく)に供(きょう)されていました。


お盆(ぼん)の外側(そとがわ)はオプション?で、左上(ひだりうえ)の刺身(さしみ)はオッサンが釣(つ)ったカスミアジ。 ど〜せオッサンだけでは食(た)べきれないので、ホテルのみなさんに出(だ)してもらうようにしていました。 伊豆諸島(いずしょとう)ですと、こうして捌(さば)いてもらうのは有料(ゆうりょう)だそうです。 当初(とうしょ)は、生(なま)ビールなどありませんでした・・・

こちらは、南大東島と縁(えん)のある八丈島(はちじょうじま)。 アシタバを商品化(しょうひんか)したという『あしたば荘』。

メインはハマトビウオのあんかけですが、左下(ひだりした)のは郷土料理(きょうどりょうり)で、麦(むぎ)の粥(かゆ)です。 島のドーシバンですね。 それから、八丈島の民宿(みんしゅく)では、焼酎が一本(いっぽん)サービスされるんです。 さらに、あしたば荘ではアシタバ湯(ゆ)がサービスされ、冬場(ふゆば)はそれで焼酎を割(わ)ると・・・ たまらんのですっ。


南大東島では、もともと民宿だったところがホテルに進化(しんか)しただけで、基本的(きほんてき)には民宿に泊(と)まっていました。 だって、いろんな旅人(たびびと)といっしょに、食事(しょくじ)できますから。


そもそも
旅人(たびびと)のすべてが、観光したい・・・ ワケじゃないんですよね゛〜。 しかも観光したいのなら、徳之島を選(えら)ぶワケがない。
