

翅(はね)をまえに出(だ)すのは、やじろべえ的(てき)にバランスをとるため?
シオカラトンボを見慣(みな)れていると、オオシオカラトンボはずいぶん青(あお)いから、すんごく塩辛そうに見える気(き)がします。


もともと
シオカラトンボの塩辛は、オッサンが大好(だいす)きなイカやカツオのとは違(ちが)い、塩ふき昆布(こんぶ)のような雰囲気(ふんいき)だから・・・だと謂(い)われています。 でもこれ、いかにもハッタリ臭(くさ)さがプンプンするんですよ。

どゆこと

思(おも)うに、シオカラトンボのそっくりさんに、シオヤトンボがいます。 塩屋(しおや)は、塩をつくる所(ところ)や、売(う)る人のこと。 江戸時代(えどじだい)、塩といえば長州(ちょうしゅう)でしたから、あそこらへんの人(ひと)らが塩っぽいところを例(たと)えて名付(なづ)けたんじゃないでしょうか。 いやむしろ、古来(こらい)よりの藻塩(もじお)を蹴落(けお)とすため、子(こ)らに馴染(なじ)みのトンボの白(しろ)さを利用(りよう)して、塩は白くてナンボのような常識(じょうしき)を定着(ていちゃく)させ、長州の塩を普及(ふきゅう)させるよう狙(ねら)った・・・とか。

ちなみに
オッサンは小学(しょうがく)のころ、まだ残(のこ)っていた塩田跡(えんでん・あと)で遊(あそ)んでいました。 あれ? 今も残ってるみたい???
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