キュウリは、栄養価(えいようか)が無(な)いどころか、世界的(せかいてき)には食(た)べないほうがいい野菜(やさい)なんです。

とはいえ
オッサンにとっても欠(か)かせぬ夏野菜(なつやさい)。 塩(しお)もみしたいけれど・・ 塩(しお)っぱくなると、味付(あじ・つ)けしづらいし・・ どうしよう。 そこで発想(はっそう)を転換(てんかん)して、塩をへらして砂糖(さとう)を足(た)すことに。 ど〜せ味がないので、甘(あま)くなるのは、むしろ旨味(うまみ)。
え゛・・ 塩でなくても、水(みず)が切(き)れるの? と思(おも)ったアナタ、梅酒(うめしゅ)の漬(つ)けかたをご覧(らん)になってください。 要(よう)は、浸透圧(しんとうあつ)の問題(もんだい)。

ギュッと絞(しぼ)って、実家(じっか)から送(おく)ってもらった梅酢(うめず)、それから丸大豆(まるだいず)しょうゆ、かれぶしのカツブシで和(あ)え、しばらく置(お)けば・・ たまらん肴(さかな)になりました。

器(うつわ)がキャンプ用(よう)のシエラカップなのは、気(き)にしないでください。

さて
先日(せんじつ)、ウチナーンチュのグッシーが、早(はや)ゆでのスパゲッティが美味(おい)しくない・・ と驚(おどろ)きの発言(はつげん)を。


さておき、ペンネリガーテより太(ふと)くて好(よ)さそうと、おふくろ様(さま)が送(おく)ってくれたリガトーニ。


表面(ひょうめん)のすじもさることながら、特製(とくせい)のトマトソースがしっかりと大(おお)きな穴(あな)に入(はい)り、濃(こ)ゆうい味わいと、力強(ちからづよ)いパスタの弾力(だんりょく)に大満足(だいまんぞく)。

ぶっちゃけ
島(しま)では貧(ひん)パス=貧民(ひんみん)のための細(ほそ)い早ゆでパスタばかりで、イタリアのように仕事(しごと)もさることながら、食事(しょくじ)や生活(せいかつ)をキッチリ重(おも)んじる民族(みんぞく)とは真逆(まぎゃく)。 お弁当(べんとう)で困(こま)った奥様(おくさま)の、パパッとカサマシになる添(そ)え物(もの)のナポリタンもどきやマカロニサラダなどには、とても味がしみやすくて向(む)いているけれど・・ フツーにいただくぶんにはスンゴイ貧弱(ひんじゃく)。
かててくわえて
ガバガバのシマッチュですと、アルデンテとか判(わか)らないでしょうし、袋(ふくろ)に記載(きさい)されたまんまのゆで時間(じかん)でしょうから、そこからソースに和えるとブヨブヨに・・・

取説(とりせつ)でなく、自分(じぶん)の感覚(かんかく)や感性(かんせい)を重んじる民族の食品(しょくひん)なので、イタリアンはご自分の経験(けいけん)を活(い)かしてイメージしながら用(もち)いるのが吉(きち)なんですよね。


ところで
現地(げんち)のイタリア人(じん)がこされば美味(おい)しいかとゆ〜と・・ 気分(きぶん)しだいでイライラしうているとき塩気(しおけ)をワザと強(つよ)くして自己主張(じこしゅちょう)することもあったりするので、味が変(か)わってしまうこともママありますから、イマイチだったりすることもあるけれど。(笑)