
やっぱりサッパリ、魚の一匹(いっぴき)も見(み)かけません・・と謂(い)いたいとこでしたが、ダツが一匹だけウロウロと。

あんまり静(しず)かすぎるので、松西(まつにし)の排水口(はいすいこう)へ。

ボラが数十(すうじゅう)ほど・・
以前(いぜん)
国内外来種メヒルギ(こくないがいらいしゅ・めひるぎ)がはびこってなかったころは、何千(なんぜん)ものボラが、イノーの南端(なんたん)でピシャピシャと水面(みなも)をにぎやかしていたものでした・・
漁業者(ぎょぎょうしゃ)の方々(かたがた)が、メヒルギがあればイノーが浄化(じょうか)されるから、抜(ぬ)いてはダメだと謂(い)われたのは、おそらくこのような現象(げんしょう)を望(のぞ)まれていたワケでなく、洗剤(せんざい)など有害(ゆうがい)な化学物質(かがくぶっしつ)だけを都合(つごう)よく浄化してもらえるのを望まれていたのでしょう。 けれど、あれから浄化槽(じょうかそう)の普及(ふきゅう)が進(すす)み、あまつさえメヒルギが膨大(ぼうだい)に増(ふ)えてしまって養分(ようぶん)がなくなり、挙句(あげく)にオーサ養殖(ようしょく)のために、牛小屋(うしごや)のヘンな汁(しる)を土(ど)のうで導(みちび)かにゃならなうくなった・・んじゃないでしょうか???
さておき
10年前(じゅうねんまえ)にくらべて、イノーのボラやミナミクロダイをはじめとした魚類(ぎょるい)が激減(げきげん)してしまったのは、明(あき)らかです。
さて
「うおっちょ」なる漁協(ぎょきょう)が主体的(しゅたいてき)に関与(かんよ)する施設(しせつ)ができましたし、このまま沿岸(えんがん)の魚が捕(と)れないままでいいのでしょうか・・不安(ふあん)しかありません。 あれほどハージンの幼魚(ようぎょ)とか放流(ほうりゅう)してたでしょうに・・・
