2011年09月24日

アカヒゲは、捕(と)るのも飼(か)うのも禁止(きんし)です!

akhg-110924.jpg先日(せんじつ)たまたま、役場関係(やくば・かんけい)の方(かた)から、うかがった話(はなし)です。 最近(さいきん)は許可(きょか)をとれば、天然記念物(てんねんきねんぶつ)のアカヒゲが捕獲(ほかく)できるようになった・・・と。

うむむ? アカヒゲは大隅半島(おおすみ・はんとう)から沖永良部島(おきのえらぶじま)の間(あいだ)の島々(しまじま)にしかいない小鳥(ことり)です。 沖縄本島(おきなわほんとう)にいるのはホントウアカヒゲで、違(ちが)う亜種(あしゅ)。 ほか八重山(やえやま)にはウスアカヒゲがいます。

 わりと普通(ふつうに見(み)られますが、テリトリーが広(ひろ)いので、小鳥にしては数(かず)が多(おお)くありません。

各地(かくち)で、マングースやイタチなどの被害(ひがい)にあっていて、国内希少野生動植物種(こくない・きしょう・やせい・どうしょくぶつしゅ)に指定(してい)されています。

念(ねん)のため、野生生物保護(やせいせいぶつ・ほご)センターの方(かた)に確(たし)かめたところ、文部科学省(もんぶかがく・しょう)でも、環境省(かんきょう・しょう)でも厳(きび)しい法律(ほうりつ)があるので、捕獲などまったく許(ゆる)されないと回答(かいとう)をいただきました。

許可(きょか)をもらえば捕ることのできる種(しゅ)のなかに、エリタクス・アカヒゲの記載(きさい)がありました。 これはアカヒゲでなく渡(わた)り鳥(どり)のコマドリのこと。 アカヒゲの学名(がくめい)は、エリタクス・コマドリで、事務手続(じむてつづ)きを間違(まちが)えて、学名(がくめい)が入(い)れ替(か)わった有名(ゆうめい)な小鳥なのです。

教(おし)えてくださった方(かた)は、学名のアカヒゲの文字(もじ)をみて、コマドリのことをアカヒゲと思(おも)ってしまったのではないでしょうか。

それにしても、ヤヤコシイ!

ともあれ、天然記念物(てんねんきねんぶつ)は、まず捕ることが禁止(きんし)ですから、そうした噂(うわさ)を耳(みみ)にしたら、まずは教育委員会(きょういくいいんかい)や専門家(せんもんか)に相談(そうだん)してみてください。
posted by ぶん+ at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物基礎知識
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