2012年10月21日

記録(きろく)でわかる生態(せいたい)

khs-121021.jpgクロツラーズは9/17にはまだ3羽(わ)でした。

つぎの日(ひ)からずっと2羽です。

で・・・奄美野鳥(あまみ・やちょう)の会(かい)で、記録(きろく)が見(み)つかりました。 ちょうど9/18に、奄美大島(あまみ・おおしま)で見られています。

ただ移動(いどう)しただけじゃん・・・ いえいえ、渡(わた)りだと隣(とな)りの島(しま)でストップすることは、よほどのポカかサボり。(笑)

クロツラヘラサギは、たぶん留鳥(りゅうちょう)・・・なんです。 国境(こっきょう)に縛(しば)られた足(あし)の遅(おそ)い人類(じんるい)の見方(みかた)だと、移動するように見(み)えますけども・・・・ スケール感(かん)の違(ちが)いですね。

こうした足取(あしど)りは、足環(あしわ)でもなければ、記録(きろく)されてきませんでした。 点々(てんてん)とエサのあるポイントを移動(いどう)しながら、成熟(せいじゅく)する2年半(ねん・はん)ほどの間(あいだ)、繁殖(はんしょく)できる場所(ばしょ)を探(さが)すのかもしれません。

ちなみに、足環のついたクロツラヘラサギは、徳之島(とくのしま)でこの3年(ねん)、まったく見たことがありません。

日本(にっぽん)のような狭(せま)い土地(とち)だけで繁殖(はんしょく)する方(ほう)が、むしろ珍(めずら)しい。 ウグイスも留鳥として図鑑(ずかん)に載(の)っていますが、冬場(ふゆば)どんだけ島(しま)にやってくることか。

人類(じんるい)はよほどオカシナ生物(せいぶつ)ですが、自分(じぶん)のオカシサをまったく意識(いしき)できていません。 例(たと)えば、イカやタコ、カエルやイモリ、ナマコみたいに、毛(け)もウロコもない全身(ぜんしん)ツルッパゲ生物なんて・・・哺乳類(ほにゅうるい)ではアリエナイ姿(すがた)です。 全身に毛のないイヌやネコ、サルを見たらギョッとするのに、人類はフツー。 変(へん)にもほどがありますね!(笑) 人類の感覚(かんかく)など、他(ほか)の動物(どうぶつ)にはナンモ役立(やくだ)たないことばかりなのです。

根拠(こんきょ)のない思(おも)い込(こ)みを捨(す)てて、正確(せいかく)に物事(ものごと)を知(し)ることは、意外(いがい)に難(むつか)しいことです。
posted by ぶん+ at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物基礎知識
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