キレイに撮(と)る・・・と一口(ひとくち)にいってもデジカメのセンサーは、どんなに高級(こうきゅう)でもフィルムほどの感度(かんど)はアリマセン。 イメージ的(てき)には、ニンゲンの眼(め)が100段階(だんかい)の明(あか)るさが見(み)えるとすると・・・フィルムは10くらい、デジカメはがんばっても5〜7くらい。
それはどういうことか・・・というと、南国(なんごく)の直射日光(ちょくしゃ・にっこう)と影(かげ)が同居(どうきょ)するところは、ほとんど白黒(しろ・くろ)にしか写(うつ)らない・・・ということです。
ほとんどワケワカンナイような画像(がぞう)ですけれど・・・ウンブキの岩場(いわば)に落(お)ちた木(こ)もれ日(び)です。 ニンゲンの眼には、こんなに暗(くら)くは感(かん)じませんが・・・表現(ひょうげん)できる段階が少(すく)なすぎて、ほとんど白と黒みたいになってしまいました。
でも、このごろのコンデジや一眼(いちがん)レフでは、便利(べんり)な機能(きのう)がついていて・・・利用(りよう)すると、このとおり。
HDR≠
HDRはふつう、明(あか)るさを変(か)えて3カット撮影します。 明(あか)るいところは白くならないよう、暗いカットから、暗(くら)いところは黒くならないよう明るいカットから、明るくも暗くもないところは、中間(ちゅうかん)のカットから、それぞれイイトコドリして合成する技術(ぎじゅつ)。 デジカメの5段階を3枚合成することで、フィルムを超(こ)える段階を実現(じつげん)します。
一眼レフよりも、コンデジやミラーレス一眼は、シャッターの構造(こうぞう)が簡単(かんたん)で、しかもソニーのエクスモアRセンサーはデータを吐(は)き出(だ)すスピードが高速(こうそく)だから、超高級(ちょうこうきゅう)一眼レフでしか切(き)ることができなかった、秒間(びょう・かん)10枚などという撮影(さつえい)が、たいがいのコンデジで可能(かのう)になりました。
科学(かがく)が進(すす)んだことで、三脚(さんきゃく)を据(す)えることもなく、わずか1秒くらいで3カットを撮影し、数秒(すうびょう)でHDR合成(ごうせい)が完成(かんせい)してしまう時代(じだい)になっちまった・・・ワケでございます。
弱点(じゃくてん)は、動(うご)くヤツはムリ・・・ということや、もともとHDRなんかいらない曇(くも)りのようなドンヨリしていると、ヘンテコな写真ができあがります。
晴(は)れの逆光(ぎゃっこう)とか、日陰(ひかげ)、太陽のある空(そら)と風景(ふうけい)を同居(どうくよ)させたいようなとき、用(もち)いましょう。
アレコレたくさん機能があって、埋(う)もれてしまっていますけれど・・・HDRは別格(べっかく)です。

