2014年05月08日

その優(やさ)しさ、壊(こわ)れてませんか?

役場(やくば)へ連絡(れんらく)があって、ウンブキで弱(よわ)っている野鳥(やちょう)がいるから、助(たす)けたい・・・と。

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左(ひだり)の翼(つばさ)を怪我(けが)しているようで、ダラリとしており、体液(たいえき)が腐敗(ふはい)しかけているのか、化膿(かのう)しているようで、ハエがとりついています。 でも、ハエなど関係(かんけい)なく、全力(ぜんりょく)で生(い)きようとしています。

連絡されたご本人(ほんにん)は、飛(と)べなくなったとき一生(いっしょう)飼育(しいく)するとか、高(たか)い治療代(ちりょうだい)を払(はら)う気(き)はサラサラなさそう・・・ しかも、島(しま)は獣医(じゅうい)がいないことは、ご存知(ぞんじ)のはず。 島に動物病院(どうぶつ・びょういん)がないのは、所得(しょとく)が低(ひく)いため、ペットにカネを払(はら)うシマンチュがいないからです。

一体(いったい)、何(なに)をどうしたいのでしょう。たらーっ(汗) かわいそうだから、なんとかしたい・・・といいつつ、電話(でんわ)でナントカしたい気(き)まんまんです。

ご本人はお気づきでないようですけれど、それは助(たす)けたいという行為(こうい)とは、ゼンゼン違(ちが)うように感(かん)じられて仕方(しかた)ありません。

優しさマガイで勝手な考(かんが)えを抱(いだ)くことで、自分(じぶん)が優しいニンゲンと思(おも)いたい人(ひと)が巷(ちまた)にあふれてきていて・・・オッサンは困(こま)っています。

おおよそ、長生(ながい)きは絶対(ぜったい)に正(ただ)しい・・・とか勘違(かんちが)いされているのでしょう。 学校教育(がっこう・きょういく)でも、無駄(むだ)に命(いのち)が大事(だいじ)・・・のようなことばかり教(おし)えますし。 生物(せいぶつ)が進化(しんか)して、強(つよ)くなるためには、弱(よわ)ったものが死(し)ぬるのは最(もっと)も大切(たいせつ)なことです。 進化が止(と)まることは、絶滅(ぜつめつ)につながるからです。

死(し)を看取(みと)ってやることも、生(い)き物(もの)として大切なこと。 それを知(し)らなさすぎるニンゲンがあふれすぎています。 ぶっちゃけ、ニンゲンは科学(かがく)を発達(はったつ)させすぎて生物としては進化できず、もうダメかもしれません。

弱った生き物を、キチンと逝(い)かせてあげられる勇気(ゆうき)、看取る優しさはないのでしょうか・・・

そもそも、死(し)にかけたアカマタやアオダイショウを助けたい・・・と連絡をうけたことはありません。 ニンゲンの優しさは、まったく壊れているとしか思えません。 アカマタは牛舎(ぎゅうしゃ)のまわりに増(ふ)えるジャコウネズミなどを食(く)って、ハブの増加(ぞうか)を抑(おさ)えてくれますけれど、ミゾゴイは渡(わた)り鳥(どり)で、何(なん)の役(やく)にも立(た)ちません。 大切な隣人(りんじん)はドーデモイイのに、野鳥はかわいそう・・・どうして???

目障(めざわ)りに弱った生物を他人(たにん)におしつけて、ホッとした〜という優しさマガイが増(ふ)えています。 捨(す)て子(ご)を施設(しせつ)に収容(しゅうよう)してもらったから、ヤレヤレもう安心(あんしん)・・・でいいのでしょうか・・・

アナタの優しさもマガイモノでないか、よくよくお気(き)をつけください。 それと、オトナなのですから、責任(せきにん)を他人におしつけるようなマネは、つつしんでください。


トリトリデッキのところから、虹(にじ)が見えました。

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虹が水面(みなも)に映(うつ)ったところを初(はじ)めて見たような。 ニンゲンは余裕(よゆう)ありますよね・・・カネもないのに、ウダウダと虹を眺(なが)めて、キレイだ〜なんてウツツを抜(ぬ)かすことができるんですから。爆弾

ついでに、外側(そとがわ)にある副虹(ふくにじ)も。

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一眼(いちがん)レフで使(つか)う偏光(へんこう)フィルターを逆用(ぎゃくよう)しつつ、虹を増幅(ぞうふく)しています。 カメラはいつものコンデジ、サイバーショット。

あのミゾゴイが逝くまえに、美(うつく)しい光景(こうけい)を見せたいものです。 ただ、ミゾゴイは明(あか)るいところには出(で)てこられないので・・・ダメかな。

命が尽(つ)きるからこそ、シミジミ感じられるコトってのが・・・あるもんだと思いますよ。


35年(ねん)ほどまえ、野性(やせい)で育(そだ)ったネコが家(いえ)に迷(まよ)いこんでしまったとき、1時間(じかん)くらいニラミあったまま、ジッと一緒(いっしょ)にいたことがあります。 すると、ネコはニンゲンを敵(てき)と思っていたはずなのに、オッサン「だけ」に懐(なつ)いてしまったのです。 このミゾゴイにも、そうした奇跡(きせき)が起(お)こり、ニンゲンと歩(あゆ)む気があるなら、オッサンはコイツを助けたい・・・

っていうか・・・エサをしっかり食(く)って、治癒(ちゆ)してくれれば問題(もんだい)ないのですけれど。 だって、ハエくらいオッサンにもナンボでもとまってますもん・・・たらーっ(汗)

ちなみに
去年(きょねん)ウンブキで子育(こそだ)てしたか、あるいは巣立(すだ)ったらしいリュウキュウサンコウチョウが、アカヒゲとバトルしているのを見かけました。


【追伸】ついしん
宵(よい)になって、ご遺影(いえい)のオトコマエを、も少(すこ)しオトコマエにするのをお引(ひ)きうけしました。 サッパリ自信(じしん)はありませんでしたが・・・たまたまアプリの知(し)らない機能(きのう)を使(つか)えたので、オトコマエにできたと思います。 これも、意外(いがい)なご縁(えん)なのでしょう。 今(いま)のご家族(かぞく)にはできないことでしょうけれど、オッサンには生前(せいぜん)の笑顔(えがお)を拝見(はいけん)できて、なんだか嬉(うれ)しい気(き)がしました。 こんどは、アチラからご家族を見守(みまも)ってあげる番(ばん)ですね。



キーワード【 徳之島 奄美 南西諸島 沖縄 ミゾゴイ 】
posted by ぶん+ at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) |
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