
オッサン・デイズに乗(の)ったのはわずかなれど・・カナリの違(ちが)いを感(かん)じています。
もっとも危機感(ききかん)があるのが、アイドリングストップのときの再始動(さいしどう)の遅(おそ)さ・・そりゃもう、モッサリモザモザしてるけれど、カトゆ〜てアクセルを踏(ふ)みすぎてグワンと加速(かそく)されても困(こま)るし・・

これは、ホンダのクセと、普通乗用車(ふつうじょうようしゃ)か軽(けい)か・・でエンジンの排気量(はいきりょう)と気筒数(きとう・すう)が相(あい)まったのが原因(げんいん)。
フリードは、1.5リッター/4気筒で、デイズは0.66リッター/3気筒のエンジンを、それぞれ搭載(とうさい)しています。
再始動するスピードは、ブレーキを緩(ゆる)めたタイミングと、エンジンのかかり切(き)る延(の)べ時間(じかん)です。
ホンダはペダルをかなり緩めないと再始動を始(はじ)めなく、さらに排気量と気筒数が多(おお)いほど不利(ふり)になり、フリードはデイズに比(くら)べて0.5秒(れいてんご・びょう)くらいのラグを感じますから、信号(しんごう)が変(か)わってアクセルを踏んだのに拍子抜(ひょうしぬ)けしてしまう。

マニュアル車(まにゅあるしゃ)からするとフツーに1秒くらいラグがあるので、信号(しんごう)のない、ブラインド・カーブのある交差点(こうさてん)でヒョイと右折(うせつ)しようとしたら、間(ま)に合(あ)わん・・こともあるワケですね。
なので、都会(とかい)のような信号ばかりの土地柄(とちがら)ならいざしらず、地方(ちほう)ですと、アイドリングストップは切(き)るほうが安全(あんぜん)な気(き)がします。

つぎに違和感(いわかん)があるのが、電動スライドドア(でんどう・すらいどどあ)で、後席(こうせき)のドアがうぃぃぃぃぃ〜んとスライドして開(ひら)くアレ。
そもそも、スライドドアの構造(こうぞう)からして動(うご)きがギクシャクなうえ、電動がモタモタしか動かないので、風向(かざむ)きにもよるけれど大雨(あめ)のときなどはゼンゼン使(つか)いものにならない。

かててくわえて
軽(かる)いハズのデイズも、電動スライドドアで重(おも)たいフリードも、交差点でスーッと自然(しぜん)に止(と)まりません。
昭和(しょうわ)のベテランドライバーは、必要(ひつよう)に応(おじ)じてキビキビや滑(なめ)らかに運転(うんてん)するのを心(こころ)がけていますが、電装系(でんそうけい)で重くなり、さらに電子制御(せんしせいぎょ)のオートマ・CVTにヘッポコなアイドリングストップ・・ 特(とく)にアイドリングストップの回生ブレーキ(かいせいぶれーき)がクセモノで、カックンとしか止(と)まられない。
アクセルの踏み具合(ぐあい)に比例(ひれい)しないCVTの加減速(か・げんそく)に加(くわ)え、交差点で減速すると、まずは再始動のための発電をしようと回生ブレーキがブレーキよりも減速させはじめ、かなり減速したところで発電を止(や)めると、今度(こんど)はオートマが勝手にスピードをアップしようとする始末(しまつ)。
このデキの悪(わる)さには、ほとほとガッカリしましたわ・・・

多少(たしょう)はキケンやフツゴーがあっても、コレが脱炭素社会(だつたんそしゃかい)の、負(お)うべき責任(せきにん)ってヤツなんでしょうかね。