久(ひさ)しぶりに美名田(めなぁだ@しまぐち)へ行(い)くことに。 というのも・・・内地(ないち)の動物園(どうぶつえん)のヒトが来(く)るので鳥(とり)のガイドをして欲(ほ)しい・・・と要望(ようぼう)があったので、山(やま)も要(い)るかな〜と。 ぶっちゃけ、アカショウビンやサンコウチョウも帰(かえ)っちまっておりまして、サッパリです。
いつもなら、林道(りんどう)はクロイワツクツクやオオシマゼミが賑(にぎ)やかなはずですけれど・・・静(しず)かです。 裏年(うらどし)でしょうか??? オッサンちのまわり、浅間(あさま)では、クロイワツクツクが一匹(いっぴき)も鳴(な)かず、とても静(しず)かです。
路面(ろめん)をジロジロすると、あったあった。

ウサ糞(ふん)です。
ここらはおそらく、徳之島(とくのしま)でもっともアマミノクロウサギが道路(どうろ)に出(で)てくるところ。
イノシシを山(やま)へ帰(かえ)られなくし、無駄(むだ)に畑側(はたけがわ)へ分布(ぶんぷ)を広(ひろ)げちまった、イノシシ防止柵(ぼうしさく)をかいくぐっているのでしょうかね゛〜。 野生(やせい)は、プレッシャーがあるほど強(したた)かになる場合(ばあい)があります。 半端(はんぱ)に抗生物質(こうせい・ぶっしつ)を用(もち)いてしまったときの、薬(くすり)が効(き)かぬ細菌(さいきん)のようなもの。しばらく行(ゆ)くと・・・ありました。

なんとまぁ・・・これは世辞(せじ)にも、完工(かんこう)したとはいえぬ、トンデモな造(つく)りというか・・・すぐに崩(くず)れそう。

ってゆ〜か、崩れた形跡(けいせき)アリアリです。
よくまあ九州農政局(きゅうしゅう・のうせいきょく)がOKしたものです。 なんでもいいから造(つく)ってみたかったダケ・・・な感(かん)じがマンマンです。 おそらく農水省(のうすいしょう)と、世界自然遺産(せかい・しぜんいさん)は敵対(てきたい)していて、ハゲをこさえたかったのはないかと。

大和城(やまとぐす)につづき2コ目(め)のハゲですし。

それにしても、いかにも崩れそうな角度(かくど)ですし、中腹(ちゅうふく)には斜面(しゃめん)の土(つち)が露出(ろしゅつ)していて・・・たぶんソコも崩れます。 いいのかな゛〜こんなんで。

土地改良区(とちかいりょうく)に移管(いかん)されるまえに、きっちり崩れるところは崩れてもらわないと・・・厄介(やっかい)です。
な゛〜んか、島(しま)の風景(ふうけい)がいよいよ雑(ざっつ)い感じになってきてます。
実(じつ)は、つぎのハゲは県(けん)の建設課(けんせつか)で・・・天寿園(てんじゅえん)の上(うえ)に、ドデカイ砂防(さぼう)ダムができる予定(よてい)。 またしてもクロウサギ生息地(せいそくち)。 県庁(けんちょう)は、目(め)の上(うえ)のコブである奄美(あまみ)が自然遺産になり、屋久島(やくしま)を圧迫(あっぱく)するのが嫌(いや)なのではないか・・・と。 天寿園は大切(たいせつ)な施設(しせつ)なのですけれど、なぜ沢沿(さわぞ)いに建(た)てたのやら。 フシギは募(つの)るばかりです。
やれやれ。
とはいえ
コメからサトウキビに転換(てんかん)させた挙句(あげく)・・・ぜんぜん島(しま)が豊(ゆた)かにならない現在(げんざい)・・・農水省はどうやって責任(せきにん)をとるのでしょう。
あれ?羽毛(うもう)がパラパラ落(お)ちています。

かすかに緑(みどり)のフチがありますからアオバトでしょう。 ネコなら、もっと羽毛がドッサリでしょうから・・・ハブ・・・かな。
ここまで来(き)たら南部(なんぶ)ダムのウサ糞もチェック。 でも・・・1コもなく・・・オクラ。


地味(じみ)に美味(おい)しい外来植物(がいらい・しょくぶつ)の侵略(しんりゃく)・・・どなたか、ダムをネバネバねっとりにしたい野望(やぼう)があるのでしょうか・・・
ダムといえば、あの鳥(とり)です。

ツバメたちは、エサの虫(むし)と飲(の)み水(みず)があるダムが大好(だいす)き。

左(ひだり)がリュウキュウツバメ、右(みぎ)はフツ・ツバメ。 こうして観(み)ると、尾羽(おばね)の感じがずいぶん異(こと)なりますね。
で・・・当部(とうべ)といえば・・・東又泉(あがりまた・いじゅん)。

ひんやり、ん゛〜まいっ。

気温(きおん)は31℃・・・ざんぶとダイブできたらなぁ゛〜と思(おも)ったら先客(せんきゃく)が。

毛虫(けむし)が清々(すがすが)しく、く〜るく〜ると水汲(みずく)み場(ば)を回(まわ)っていました。(笑) やがて、
落(お)ちていくのも幸(しあわ)せだよと・・・排水口(はいすい・ぐち)からヒョイ〜ンと長(なが)い長いウォーターズライダーの旅(たび)へ。 夏(なつ)はやっぱり冒険(ぼうけん)ですよね゛〜。

アバンチュールですよね゛〜。

それにしても、痛(いた)ましいものです。

このようなハゲを郷里(きょうり)に刻(きざ)まれてしまった、石原(いしはら)の方々(かたがた)の心中(しんちゅう)・・・たるや。 コレほどの景観(けいかん)の失墜(しっつい)・・・集落(しゅうらく)に説明(せつめい)はあったのでしょうか???
嬉(うれ)しい鳥(とり)ネタがあります。

このところ、トリトリデッキのまわりでセキレイ科(か)の声(こえ)をチラホラ聞(き)いていたのですけれど・・・ここらではキセキレイがすっかり戻(もど)ってきているよう。
けれどナニやらイロイロ怪(あや)しげ。
セミは鳴かないし、セキレイも早(はや)すぎなような。 この秋(あき)は、ずいぶん早めのようで、どうなっているのやら・・・
キーワード【 徳之島 奄美 南西諸島 沖縄 アマミノクロウサギ 】