午後(ごご)のわが家(や)は、地獄(じごく)の蒸(む)し風呂(ぶろ)、一歩手前(いっぽてまえ)。

脱出(だっしゅつ)せんにゃいけんなぁ・・・

よし、暑(あつ)すぎるときは、町民(ちょうみん)のオアシスを目指(めざ)すのだ。


超(ちょう)シャレた、サナトリウム。

でなく、図書館(としょかん)ですよ。(笑)
読(よ)みたかったのは、日本長命由来辞典(にっぽん・ちょうめい・ゆらい・じてん)。

アオジ、イヌワシ、ウ、ウズラ、シギ、ハヤブサ、ヒタキ、ヒヨドリ・・・ などなど。
さて
お気(き)に入(い)りの図鑑(ずかん)もチェック。
『南の海の生き物さがし』 この書籍(しょせき)は図鑑っぽいけれど、そこそこイイカゲンなところがあるんです。(笑)
けれど
そもそも私(わたし)たち奄美群島(あまみ・ぐんとう)に住(す)んでいながら、そこらへんの海(うみ)のことをマトモに知(し)られる本(ほん)がないんです。 オッサンが、南国`(なんごく)の島々(しまじま)へ旅(たび)していたころ、シマンチュの知識(ちしき)が、あんまりイイカゲンだったんでガッカリ。

たぶん著者(ちょしゃ)は、その哀(あわ)れさを辛抱(しんぼう)しきれずに出版(しゅっぱん)したんじゃないか・・・ と。
なにしろ
バラフエダイやバラハタが毒(どく)をもっているかどうか、見(み)た目(め)で判断(はんだん)できる・・・なんて、なんぼなんでもバカバカしすぎることが、ホントに信(しん)じられていまう風土(ふうど)なので。
ハブは目(め)が見(み)えない・・・のを信じるくらいの、オソマツさですから。 たぶん、ハブには耳(みみ)がないことも知(し)らんで、きょうもバシバシと草(くさ)むらを叩(たた)いてますよね・・・(笑)
ただ無意味(むいみ)ではなくて
草むらを叩いたのに、ハブに叩かれたんだから、ヤルことはヤッタんだし仕方(しかた)ない・・・ と、昔(むかし)のシマンチュ本人(ほんにん)や、家族(かぞく)が、アキラメられたんだと思(おも)います。この図鑑のイイトコロは、それぞれの場所(ばしょ)ごとに、ダブっていてもいいから、生物(せいぶつ)を記載(きさい)しているところ。 フツーはやりませんよね。 でも、そこが肝心(かんじん)なのです。
生物は、ニンゲンが勝手(かって)につけた名前(なまえ)や分類(ぶんるい)などに応(おう)じて生息(せいそく)しているワケがないので・・・調(しら)べやすくする工夫(くふう)が必要(ひつよう)なんです。 でも、タイガイの図鑑ときたら、分類に縛(しば)られて、マニヤにしか分(わ)からないような、残念(ざんねん)なモノになっています。 さらには、このごろときたら、分類もコロコロ変(か)わっていたり。
ぶっちゃけ、ネットで調(しら)べたほうがマシ。
この図鑑がイイのは、ホントにそこらへんの生物を、なるべくもれなく記載しようとしてくれているから。
ラッパモクや、
キツネノオなどは、そもそも動物(どうぶつ)なのか植物(しょくぶつ)なのかすら判(わか)らないので、調べようがなかったのです。
オッサンも、こうした図鑑を発行(はっこう)してみたいけれど・・・ 元手(もとで)もないですし・・・ そこまで博識(はくしき)でもありません。

ともあれ
図書館には、この図鑑が3冊(さつ)ありましたから、ぜひ、ヨナマビーチなんかでナゾの生物(せいぶつ)を見(み)つけたときは、是非(ぜひ)。

あるいは、
データベースの検索(けんさく)キーワード、ヨナマビーチもありますよ。
図鑑はたいがい、専門家(せんもんか)が著(あらわ)してきましたが、生物はもとより分類で存在(そんざい)しえいるワケではないですし、なんぼ身近(みぢか)でも、ロクに専門家がいなくてスルーされてしまえば、ずっと図鑑に載(の)せてもらえないこともあるワケです。 学名(がくめい)すらもらえない、ニセジャノメナマコのような悲哀(ひあい)が・・・
そうそう
サンゴ礁(しょう)には、
オビトカゲモドキのソックリさんがいるとは。


オビイシヨウジは、色合(いろあ)いも質感(しつかん)も、サイズまで・・・ ほとんどソックリ。

こりゃ〜、探(さが)さにゃなりません。