PM2.5は止(や)んでいないけれど、とりあえず雲(くも)のない午後(ごご)になったので、山(やま)へ。

大和城は、史跡(しせき)であり戦(せん)跡でもあります。
それにしても傾斜(けいしゃ)がキツいし、階段(かいだん)の間合(まあ)いが散漫(さんまん)で、無駄(むだ)に疲(つか)れますね゛〜。

あまつさえ、風通(かぜとお)しも見晴(みは)らしもなく・・・正(まさ)にドMを目指(めざ)しまっしぐらの登山道(とざんどう)。

(笑)
途中(とちゅう)、天城集落(あまぎ・しゅうらく)のティラがあります。

戦時中(せんじちゅう)には武運長久(ぶうん・ちょうきゅう)を、今(いま)は子孫繁栄(しそん・はんえい)や豊作(ほうさく)を祈(いの)る、カミさまが祭(まつ)られています。
15分(ふん)くらいで山頂(さんちょう)に到達(とうたつ)。

重々(おもおも)しいトーチカが鎮座(ちんざ)しています。 この銃眼(じゅうがん)は、おそらく銃を構(かま)えず、浅間(あさま)の飛行場(ひこうじょう)を見(み)つめるだけだった。 来襲(らいしゅう)する米軍機(べいんぐんき)を狙(ねら)う高射砲(こうしゃほう)は、森(もり)を移動(いどう)させながら配備(はいび)した・・・と思(おも)います。 オッサンなら、そうする。
コレを確認(かくにん)したかったのです。

トーチカの西側(にしがわ)に、粗(あら)い石積(いしづ)みがあって、これこそが按司(あじ)ンガナシが築(きず)いたグスクなのではないか・・・と。 意外(いがい)なことに、学芸員(がくげいいん)のグッシーは、知(し)らないようなので、改(あらた)めて見(み)ておきたかったんです。
ジャングルのなかを登ってきましたが、ようやく見晴らしが良(よ)くなりました。

ここからの寝姿山(ねすがたやま)は、独特(どくとく)。 ネスガタヤマニア?には、必見(ひっけん)です。

(笑)
さて
いささか涼(すず)んでいると、チョウがチラホラと飛(と)んでいます。

世界制覇(せかい・せいは)を狙(ねら)っていると思(おぼ)しき、南極大陸以外(なんきょく・たいりく・いがい)の大陸で見かけるというヒメアカタテハ。

ちっとも大(おお)きくないのに、どえらい旅(たび)をつづけるチョウです。
お次(つぎ)は第二展望台(だいに・てんぼうだい)へ。 道(みち)すがら、赤(あか)い実(み)が目(め)につきました。

やや密集(みっしゅう)しているので、クマタケランでなくアオノクマタケランの実・・・みたいです。 島口(しまぐち)だと、ゲットウも含(ふく)めてサネンやサネンバですね。
ピヤッとジャンプしたのはバッタかな???

ボルトのところにとまっているのは、アマミモリバッタ。 わざわざ森に入(はい)ったんだし、コレを見るとホッとするバッタ。

(笑)
アマミコケヒシバッタが見つかるとラッキーなので、バッタには油断(ゆだん)できせません。
ヘロヘロになりながら、ようやく展望台っぽいスペースへ到達(とうたつ)。

や゛っぱりかぁ゛〜 ゼンゼン展望できないじゃん。

かろうじて、さっきのトーチカのあたりが見える程度(ていど)。 ん゛〜 コレが観光(かんこう)と謂(い)えるんだろうか・・・風光(ふうこう)が観(み)えもんせんのに。

さ〜さ〜ココまできたら終点(しゅうてん)を目指(めざ)すしかないけれど・・・往(ゆ)きにもあった倒木(とうぼく)が、どれほどだろう。

ガチョビ〜ン

トンデモです。

十重二十重(とえはたえ)の倒木に、道(みち)をさえぎられ、スンゲ〜コトに。
とりあえず、第二展望台を目指(めざ)すお客(きゃく)さまは、
もとの登山口(とざんぐち)へ、お戻(もど)りいただきますよう、お願(ねが)いします。 もとの登山口からも、いくらか倒木があって、今(いま)はおススメいたしません。 でも逆(ぎゃく)に、コレこそが徳之島(とくのしま)クオリティ、徳之島らしいラフな雰囲気(ふんいき)でもあり、離島(りとう)っぽくておススメかも。

(笑)