けさはいささか北風(きたかぜ)がでてきたので、風裏(かぜうら)の上地町(かみじちょう)へ。
ポイントへ着(つ)くやいなや、開帳(かいちょう)5センチくらいの黒(くろ)いチョウがオッサンの右手(みぎて)にとまり、またせわしなく飛(と)んでいきます。
お゛〜 きょうはチョウのアタリかもしれない。
ほどなく、シジミの類(たぐ)いがやってきて、とまります。

とがった前翅(ぜんし)から、ムラサキシジミです。
ぱっと飛んで、またとまり・・ 日光浴(にっこうよく)。

翅(はね)が傷(いた)んでいるけれど、ちゃんと越冬(えっとう)しているよう。
コバルトブルーのところが広(ひろ)いから、オスにございます。
全力で日向ぼっこするのもいます。

こちらはブルーがほどほど、傷のないメスにございます。
いささか大(おお)きめのシジミが、飛んできました。

これは・・ 後翅(こうし)にピロっと尾状突起(びじょうとっき)があるから、ムラサキツバメにございましょう。
日光浴するのかと思(おも)うたら、ヒキコモリ。


待(ま)てど暮(く)らせど移動(いどう)することもなく、寝(ね)ぼけ???
いやせっかく見(み)つかったのに、残念(ざんねん)にございますね゛〜。
じっとしていると、オッサンの背中(せなか)に日(ひ)があたって、汗(あせ)ばんできました。
ちなみに
追(お)うているとき、近(ちか)すぎてサイバーショットで記録(きろく)したのがこちら。

尾状突起が、よ〜見えます。
そろそろ帰(かえ)ろうとしたところ、ピロピロと細(ほそ)い虫(むし)・・ イトトンボ。


調(しら)べたところ、背中(せなか)のパターンからホソミオツネントンボのよう。
ほかにももう1頭(いっとう)おったので、たまたま・・ ではなさそうです。
先(さき)のシジミチョウもですが、ひっそりと越冬(えっとう)している昆虫(こんちゅう)がこれほど観(み)られるとは、まだまだ知(し)らぬことがあるんですね゛〜。