どうせグッシーは、筆記(ひっき)とかで記録(きろく)をとろうとしているだろうから、記録しきれまい・・・と試(ため)しにボランティア参加(さんか)してみました。 屋敷林として活用(かつよう)されている植物(しょくぶつ)についての調査(ちょうさ)に、田畑先生(たばた・せんせい)をお招(まね)きしています。


右(みぎ)から2番目(ばんめ)、田畑先生は昭和(しょうわ)10年生(ねんせい)ですが、カクシャクたるもの。 腰(こし)が曲(ま)がった一雄(かずお)フージイに至(いた)っては昭和4年生で、シマンチュは友達(ともだち)やライバルが生(い)きている限(かぎ)り元気(げんき)でいられるようです。

さておき
あ゛〜やっぱし・・・ケーブルテレビAYTから旧式(きゅうしき)のムービーでいいから借(か)りとくようススメたのに、メモしか用意(ようい)してない。 忙(いそが)しい学芸員(がくげいいん)のグッシーですが、ウチナーンチュって、どうしてこうユルユルなんだろう・・・

しかも
用意されたメモにある、植物名(しょくぶつ・めい)を探(さが)しきれないようですから、それならばワードで目次(もくじ)になるアイウエオ順(じゅん)の植物名に加(くわ)え、リンクを作成した資料をこさえてPDFにし、タブレットに入(い)れておいたほうが、ずっと便利(べんり)だったことでしょう。 そうすれば、目次をタップするだけで、資料へジャンプできます。 さらにiPadならアップルペンシルでシャカシャカとメモをとることができるらしいので、そっちのほうがイイんじゃない? 機器(きき)のコストもさることながら、そもそもご高齢(こうれい)のシマンチュにヒアリングできるチャンスを、大切(たいせつ)にすべきかと・・・

せっかく優秀(ゆうしゅう)なグッシーだけに、もすこし工夫(くふう)したらどうかな゛〜と。
ともあれ
田畑先生、とても元気(げんき)でいらっしゃる。 すべての植物が記憶(きおく)されているというのは、どういうふうに世界(せかい)が見(み)えているのだろう。

にしても・・・おなか出(で)すぎかも。 んま゛〜人類(じんるい)の生態的(せいたいてき)には、もうじゅうぶん惜(お)しげのないお歳(とし)ですけれど・・・
対(たい)して一雄ムィは、畑仕事(はたけしごと)でスリム体形(たいけい)。 しかも、まだまだ好奇心(こうきしん)が旺盛(おうせい)。


ただまぁ〜、謂(い)っていることの99%は、ご自分(じぶん)の謂いたいこと・・・ですし、油断(ゆだん)すると勝手(かって)に踊(おど)っちゃいます。

オッサンがたずねたのは、自生(じせい)しているというわりには、違和感(いわかん)がありすぎるソテツについて。

ど〜もコレについては、視線(しせん)が泳(およ)いでいて、話(はなし)が急(きゅう)にジュラ紀(き)へ飛(と)んだりして・・・ 先生にもイマイチ、帰化(きか)かどうか判(わか)らないようです。

あれこれ巡(めぐ)ったけれど、さしたる屋敷林がなく・・・とある庭先(にわ・さき)にあったヒカゲヘゴ。

恐竜時代(きょうりゅう・じだい)のようなヤシのようになるデカいシダ。 田畑先生いわく根元(ねもと)が乾燥(かんそう)すると枯(か)れてしまうそうで、ココの庭は島らしくジメジメのよう。
その葉(は)が落(お)ちたあとが、変(か)わったカタチをしているそうです。

お゛〜 コレは丸八(まるはち)? 小笠原(おがさわら)へ赴(おもむ)いたとき、チラと耳(みみ)にしたヘゴ。 このヒカゲヘゴも丸八っぽいけれど、やっぱり丸くなくフツーのサカサマ八ちゃん? いづれにしろ、マルハチもヒカゲヘゴも、南国(なんごく)っぽい巨大(きょだい)なシダです。
最後(さいご)に訪(おとず)れたところにあった、オートみかんの木(き)の根元(ねもと)に、ミングイ。


ボランティア参加だった手前(てまえ)・・・お給金(きゅうきん)もないので、秘(ひそ)かに食材(しょくざい)を探(さが)していたのですけれど、助(たす)かりました。

で・・・お陰(かげ)さまで、晩(ばん)ごはんの麻婆豆腐(まーぼどうふ)にミングイ。


シビレル辛(から)みにシャリシャリした歯(は)ごたえ、ナカナカです。

キーワード keyword 【 徳之島 奄美 南西諸島 沖縄 2017 天然 きくらげ キクラゲ 】