クロツラヘラサギを観察(かんさつ)していたら・・・

逆(ぎゃく)にジロジロされてしまいつつ・・・トリトリデッキにやってきた観光客(かんこうきゃく)の方(かた)と話(はな)しつつ・・・チヌがやってくるタイミングを待(ま)っていました。
ちなみに質問(しつもん)されて困(こま)ったのが・・・徳之島(とくのしま)の名物(めいぶつ)ってナンですか・・・でした。 闘牛(とうぎゅう)って土産(みやげ)でも昼(ひる)ごはんでもないですしね゛〜

オッサンのイチオシは、でっかい豚肉(ぶたにく)とか、クージマ(@しまぐち=ヒザラガイのなかま)が入(はい)った味噌(みそ)ですけれど、フツーには売(う)っていませんよね。 夏場(なつば)なら、マンゴーとかトケイソウとかありますし、主婦(しゅふ)の目線(めせん)でしたら、大(おお)きくてシャキシャキのチンゲンサイがおススメですけれど・・・ちょっとね゛〜(笑) トクナンセ〜ト〜の純黒糖(じゅんこくとう)はスゴク美味(うま)いですが、南国好(なんごくず)きのなかでも、かなりマニアでなければ食(た)べられません。 だってダイエット時代(じだい)に砂糖(さとう)をナマでそのまま食(く)うんですよ

イメージとしては角砂糖(かくざとう)をガリガリ食らう、カワリモンと同(おな)じでしょ


そうこうしているうちに満(み)ちてきました。
で・・・チヌは5、6匹(っぴき)とおりかかったのですけれど・・・ルアーに興味(きょうみ)を示(しめ)しつつも嫌(いや)がってしまい、またしてもタンパク源(げん)の獲得(かくとく)ならず。(涙)
その終(お)わりを告(つ)げたのが・・・仕掛(しか)けのぶちきれでした。

島(しま)にはない貴重(きちょう)なルアーが、外来種(がいらいしゅ)のヒルギに掛かってしまったのです。 これには・・・怒(いか)り心頭(しんとう)に発(はっ)しました

植(う)えっぱなしで、ナンモシナイことに理由(りゆう)ばかりつけて、手入(てい)れされないままの外来種、ふざけるな

マングースやギンネムと同(おな)じように有害(ゆうがい)な上(うえ)に、ジャマクサスギですよ

植(う)えたヤツ、ど〜してくれんだよ、ルアー弁償(べんしょう)しろよ

などと訴(うった)えたトコロではじまるワケもなく・・・

オッサンのブチキレル原因(げんいん)はジコチューですが、シマンチュよりはるかに正当化(せいとうか)は上手(じょうず)ですよ。 たぶん私(わたし)を論破(ろんぱ)できるシマンチュはひとつかみ・・・いるかどうかでしょう。 アラユルことについて全力(ぜんりょく)で前向(まえむ)きの理由(りゆう)を考(かんが)えるのが、オッサンの以前(いぜん)の仕事(しごと)でしたからね

(笑)
とりあえず、ブチキレてもズル引(び)きコーンは戻(もど)ってこないので、ダメモトで回収(かいしゅう)へ。

一見(いっけん)すると平坦(へいたん)ですけれど、泥(どろ)やその下(した)の黒(くろ)いヘドロが深(ふか)いところはズブズブはまるので・・・意外(いがい)にルートが難(むつか)しくて驚(おどろ)きです。 しばらく歩(ある)くと勘(かん)のイイ方ならば、泥の多(おお)いところの雰囲気(ふんいき)がつかめるでしょう。 基本(きほん)は岩(いわ)のところが安全(あんぜん)。
へっぽこなオッサンなので・・・なんとかかんとか、ようようトリトリデッキの近(ちか)くに到着(とうちゃく)。

チヌよりガッチリ掛かっています・・・(涙) 鳥(とり)たちに危険(きけん)で、ナイロンと違(ちが)って特(とく)に劣化(れっか)に強(つよ)いフロロカーボンの釣(つ)り糸(いと)も回収(かいしゅう)できました。
オッサンのブチキレはここから爆裂(ばくれつ)ですよ


せっかくなので、ヒルギを間引(まび)いてみることに。 なんの資格(しかく)があって?と、無駄(むだ)に考(かんが)える向(む)きもいらっしゃるでしょうから、無駄にテイネイに説明(せつめい)しておきます。 県(けん)の自然保護推進員(しぜんほご・すいしんいん)と、町(ちょう)の文化財保護審議委員(ぶんかざい・ほご・しんぎいいん)の資格をもって・・・それと、分別(ふんべつ)あるオトナとして・・・です。
1)そもそも、植(う)えられたヒルギでなく、種(たね)が勝手(かって)に広(ひろ)がっただけ
2)ここのメヒルギは、すべて外来種
3)地球上(ちきゅうじょう)で希少(きしょう)なクロツラヘラサギなど、野鳥(やちょう)が生息(せいそく)
4)ヒルギを植(う)える前(まえ)から、プランクトン、エビカニ、ゴカイなどの浄化(じょうか)を担(にな)う生物(せいぶつ)が豊富(ほうふ)
5)漁協(ぎょきょう)で放流(ほうりゅう)しているハージンなどをはじめとした商品価値(しょうひんかち)のある肉食魚(にくしょくぎょ)が、(4)の小動物(しょうどうぶつ)を食(た)べ、生育(せいいく)が促進(そくしん)されている
6)ヒルギが増(ふ)えると、イノーが赤土(あかつち)で埋(う)まり、現在(げんざい)の環境(かんきょう)が破壊(はかい)されるそれらを踏(ふ)まえ、なにもしないわけにはいくまい・・・とブチキレた勢(いきお)いを活(い)かしてみたのです。

せっかくこさえたトリトリデッキのまわりを間引きました。 想(おも)っていたより、わりと抜(ぬ)きやすいですね。
釣り糸や合成繊維(ごうせい・せんい)などが、ひっかかった部分(ぶぶん)は回収(かいしゅう)。

もともとここは、あのヤッコネーサンもやってたというチヌ釣りのポイントですから仕方(しかた)ありませんが・・・ゴミが引っかかるのは、ヒルギのダメポイントでしょうね。 ま゛〜、誰(だれ)かが捨(す)てたゴミを眺(なが)めて生活(せいかつ)するのもニンゲンの役割(やくわり)・・・なのかもしれませんけれど。
ど〜でもい〜のですけれど、コチラから眺(なが)めると、トリトリデッキが上(うえ)に広(ひろ)がって歪(ゆが)んで建(た)てられているのがバレバレですね・・・(涙)簡単(かんたん)に手入れする手法(しゅほう)も実験(じっけん)することに。

ポキポキと先(さき)っちょだけ折(お)っておいて・・・これらが枯(か)れてしまうのなら、対策(たいさく)も考(かんが)えやすくなるのでは?と。 復活(ふっかつ)するようならば・・・半端(はんぱ)なことではダメです。 それと、トリトリデッキにやってきた方が、よくもわるくも気付(きづ)いてくれることも意図(いと)しています。
そうそう
巷(ちまた)には「ヒルギの種(たね)は大地(だいち)に刺(さ)されば発芽(はつが)するのだ」と愉快(ゆかい)な迷信(めいしん)をされている方(かた)が山(やま)ほどいますが・・・ならばトリトリデッキやら、空港(くうこう)のわきまで、ヒルギが上手(うま)いことブン投(な)げたんですか
それとも、夜(よ)な夜なヒルギ自(みずか)ら刺しながらイノーを歩(ある)くとか、ヒルギに雇(やと)われたコビトたちが刺して歩くとか・・・だったら飼(か)いならしてしまえば、全自動(ぜんじどう)エコ田植(たう)え木(き)として大(だい)ヒットまちがいなしですよ
ソテツ御殿(ごてん)どころじゃないですよ
(爆笑)
着底(ちゃくてい)した場所(ばしょ)で根(ね)をのばし帆柱(ほばしら)のように立(た)ち上(あ)がって、できるだけ早(はや)く水面(すいめん)から若葉(わかば)を伸(の)ばしやすいカタチであって・・・ブッササってしまえば、親木(おやぎ)のまわりでモヤシのようになるのが関(せき)の山(やま)。(笑) そうした種(たね)もは実在(じつざい)していますが。 少(すこ)し考(かんが)えれば真偽(しんぎ)がわかることです。
メヒルギよりオヒルギの方(ほう)が種(たね)が長(なが)いので、あるいは塩分(えんぶん)に強(つよ)く、より沖合(おきあ)いまで勢力(せいりょく)を広(ひろ)げやすいのかもしれませんね。 反面(はんめん)、長い種をもうけるのにエネルギーをたくさん必要(ひつよう)としてしまいます。 それぞれ、有様(ありさま)のとおり一長一短(いっちょう・いったん)。
(ダジャレベル、8!?)
ちなみに、ヒルギの種は、比重(ひじゅう)が違(ちが)うのがあって、軽(かる)いのほど遠(とお)くまで流(なが)れるようになっているのだとか。ともあれ、ズボズボとはまるイノーですから、なるべく早めに対策を実行(じっこう)することが大切(たいせつ)ではないでしょうか。 沖縄(おきなわ)の漫湖(まんこ)のような大変(たいへん)なことになる前(まえ)に。
オッサンは、ブチキレも無駄にしませんよ。 いつも全力で前向きですから

ただし・・・全力と申(もう)しましても、五十肩(ごじゅうかた)とか、不眠症(ふみんしょう)がらみの、ど〜しよ〜もない倦怠(けんたい)ありき・・・な全力なのですけれど・・・(涙)