環境省(かんきょうしょう)の調査(ちょうさ)にくっついて、林道(りんどう)を巡(めぐ)ってきました。 センサスとは古代(こだい)ローマの人口調査(じんこう・ちょうさ)だったそうなので・・・希少動物(きしょう・どうぶつ)の頭数(とうすう)をカウントするようです。
月(つき)が明(あか)るいうちは、動物(どうぶつ)たちはサッパリ林道にいてくれず・・・ ようやっと出(で)てきたアマミハナサキガエルに、図(はか)らずも熱心(ねっしん)になってしまうワタナベさん。

服装(ふくそう)の肉(にく)の露出(ろしゅつ)が多(おお)くて危険(きけん)・・・はサテおき、その熱心(ねっしん)さに、天城岳(あまぎだけ)のカミサマが感心(かんしん)したのか・・・彼(かれ)の頭(あたま)の上とすぐ横(よこ)にオーブがでてますね。

でも、こんなのはマダマダ。 ここのカミサマはオスらしいので・・・
女子(じょし)だとハンパでなくオーブでます
(笑)
オッサンも負(ま)けじと記録(きろく)。

誰(だれ)に頼(たよ)ることもできないし、365日(にち)、24時間(じかん)、努(つと)めて弛(たゆ)まず生(い)き抜(ぬ)いてきた、齢(よわい)を感(かん)じられるアマミハナサキガエルです。 どうしてもオッサンが小動物(しょうどうぶつ)を撮(と)ると、図鑑(ずかん)には使(つか)えない・・・ポートレート?になってしまいますね・・・

月(つき)の入(い)りの1時間前(じかん・まえ)ともなると、林道では闇(やみ)の帳(とばり)がおり、クロウサギがちょくちょくでてくるようになりました。

天城岳のクロウサギはトクに黒(くろ)っぽいのですけれど、褐色(かっしょく)の夏毛(なつげ)になりかけているようですね。 逃(に)げるのがメンドクサイのと怖(こわ)いのとでヤキモキ葛藤(かっとう)して、スタンピング=後(うし)ろの両足(りょう・あし)トントンするジダンダのような仕草(しぐさ)をしていました。
テスト機材(きざい)なのですけれど、そもそも期待(きたい)していた赤目(あかめ)を防止(ぼうし)できないし、ストロボの接点(せってん)がよくなくてウマイコト記録できません。 バレないよう、画像(がぞう)はシッカリ縮小(しゅくしょう)しておきました。

やれやれ、だいぶ調整(ちょうせい)しないとダメですね。
お願(ねが)いして、林道わきにいるリュウキュウコノハズクと鳴(な)き交(か)わしながら記録してみました。

かなり気分(きぶん)ワルそうな目(め)になってますね〜。 ナニか気(き)に入(い)らないコトがある、あるいは体調(たいちょう)がワルいときは、こうして半開(はん・びら)きになります。 これから繁殖(はんしょく)なので、クチブエの反応(はんのう)を観(み)ながら記録たかったのです。 テリトリー意識(いしき)は、想像(そうぞう)の半分(はんぶん)くらいで、かなりテンション低(ひく)め。
毎晩(まいばん)のように巡回(じゅんかい)しているらしい、I村さんと邂逅(かいこう)しました。 なんと、トクノシマトゲネズミをじっくり観察(かんさつ)されたそうで、なんてウラヤマシイ・・・と思(おも)いつつ、ポイントをチェックしている環境省ワタナベさん、ヨシノさんをよそに、オッサンはソコイラヘンをウロウロとチェック。
なんと

乾(かわ)いた側溝(そっこう)に子(こ)サカモトサワガニが見(み)つかりました。

甲幅(こうふく)は2センチ足(た)らず。 でも秋(あき)に生(う)まれてから2ミリ〜20ミリ近(ちか)く成長(せいちょう)するのでしょうかね。 10倍(ばい)だったとすると体積(たいせき)は10X10X10=1,000倍(ばい)

か、どうか知(し)りまんけれど、スンゴイ成長力(せいちょう・りょく)。 ど〜でもいいのですけれど、子サカモトサワガニって、エ゛ライいいにくいですね・・・
気(き)になったのは、あちこちの林道の入口(いりぐち)にあるイノシシ防止柵(ぼうし・さく)がアケッパナシだったこと。
コヅカイかせぎにハブ捕(と)りにやってきた連中(れんちゅう)が閉(し)めなかったようです。 コレってどうなのでしょうか・・・わざわざニンゲンに害(がい)をなさないハブを林道まで捕りにくるのに、農家(のうか)が苦(くる)しんでるイノシシなんてド〜デモイ〜し、メンドクサイから閉めない・・・というのは。
学生運動(がくせい・うんどう)に戦車(せんしゃ)をだして虐殺(ぎゃくさつ)するチャンの天安門(てんあんもん)ほどじゃないにしろ・・・予算(よさん)をつぎこみ苦労(くろう)してこさえたイノシシの包囲網(ほういもう)をフイにするハブ捕りのシマンチュたち。 あんまりサモシ過(す)ぎではありませんか?
といっても、山(やま)でハブ捕りするようなシマンチュには「サモシイ」というコトバすら、ド〜セ理解(りかい)できなさそうですよね・・・ろくに会話(かいわ)する気(き)もなく奥(おく)さまや、お子さまの相談(そうだん)にも耳(みみ)を傾(かた)むけてないのでしょうからね・・・ 悲(かな)しい現実(げんじつ)があるのでしょう。
一方(いっぽう)で、困(こま)ったちゃん男子は、カネ、ハラヘッタ、ヤラセロという3つのコトバしか必要(ひつよう)ないみたいだから、コトバはあんまり通(つう)じないし・・・こ〜ゆ〜困ったちゃんでミットモナイのが、父(ちち)とか爺(じい)だったりするお子さまについては、可哀想(かわいそう)とか、哀(あわ)れすぎる・・・としか言(い)いようがないわけで・・・

子らのためにも、常識(じょうしき)ある親(おや)になってあげてくださいよ。帰(かえ)りしな、夜半(やはん)にちかく浅間(あさま)までもどった序(ついで)に、闇夜(やみよ)のウンブキへ。

サイバーショットでテキトーに記録して澄(す)みません。 けれど、ウンブキアナゴです。 狙(ねら)ったか?のように、折(おり)しも満潮(まんちょう)だったので、ほかにカワアナゴの一種(いっしゅ)と、リュウグウモエビの一種までもキッチリ観られました。 それと、アマミヒヨドリの幼鳥(ようちょう)とアカヒゲの寝姿(ねすがた)も・・・
林道より濃(こ)ゆかったウンブキ、恐(おそ)るべし・・・
キーワード【 徳之島 奄美 南西諸島 沖縄 アマミノクロウサギ コノハズク ウンブキアナゴ 】