2024年11月29日

自然遺産センター(しぜんいさん・せんたー)の 内覧会(ないらんかい)

自然保護(いぜんほご)に携(たずさ)わるメンバーのうち、ヒマジ・・時間(じかん)に自由(じゆう)の利(き)くメンツが参加(さんか)。爆弾

ありゃ゛〜 どこが入口(いりぐち)かワカランなぁ・・

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瀟洒(しょうしゃ)なデザインで看板(かんばん)とか無(な)いから、センターがどこやら・・・

あ゛ さまよえるオッサンを、女子(じょし)が招(まね)いてます。(笑)

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いちばん奥(おく)の建屋(たてや)が、センターだったんですね゛〜。

グランドオープンじゃないので、ナカミの撮影(さつえい)はできないけれど、12/22の開館(かいかん)からは大丈夫(だいじょうぶ)だそうです。ひらめき

しっかり作(つく)り込(こ)まれた自然(じぜん)の模型(もけい)が2つありまして、どえらい見応(みごた)えがありますし、あえてナゾなところをコソッとこさえてあるそうです。exclamation


ただ・・
ファクトチェックがいささか甘(あま)かったり、サンプルの生物(せいぶつ)がもともとビミョ〜だったりとか、ん゛〜 と思(おも)わされるところがいくつか。

冬鳥(ふゆどり)のウグイスは内地(ないち)でもそうですが、2mより上(うえ)をチョロチョロしないとか、オナガエビネツルランとの交雑(こうざつ)だったりとか、よりによって小柄(こがら)なサカモトサワガニと、サカモトサワガニそっくりな色合(いろあ)いで大柄(おおがら)なアマミミナミサワガニだから見分(みわ)けがつかないとか、イボイモリが小顔(こがお)で太(ふと)く島産(しまさん)らしからぬフォルム・・ なんてことが気(き)になりました。爆弾

イボイモリは大島(おおしま)のサンプルだったとして・・ カニって意外(いがい)と、死(し)ぬると色(いろ)が変(か)わる種(しゅ)がおるのを知(し)らぬ、モデラ―の方(かた)だった・・ とか???


ともあれ
大島(おおしま)のセンターよりも明(あか)るく、いろんな工夫(くふう)がされていて、子(こ)らに楽(たの)しめるどころか大人(おとな)も楽しまれるので、ずいぶん頑張(がんば)ってこさえたんだな゛〜という印象(いんしょう)でした。ぴかぴか(新しい)

オッサンが関係(かんけい)した画像(がぞう)や映像(えいぞう)などもチェックしきれなかったので、オープンしたらネチネチしに行きましょうかね゛〜。

エアコンもあるし、ヒマジンのオアシスになるかも・・ (笑)


そ〜なれば、思(おも)わぬ情報(じょうほう)が、集(あつ)まってしまう場所(ばしょ)に化(ば)けそうな・・・・

 
posted by ぶん+ at 19:31| Comment(0) | 生き物基礎知識

2024年10月26日

イタチのシッポ の件(けん)

先日(せんじつ)のログに記(しる)したイタチについて・・ イタチに詳(くわ)しい女子(じょし)から、カミサン経由(けいゆ)で「香川県産 Mustela属2種の事故死体の同定と分布」という論文(ろんぶん)をいただきました。

そこでは、明(あき)らかにイタチとチョウセンイタチでは、尾(お)の長(なが)さに差異(さい)があるとされています。

んが・・

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先の画像(がぞう)では、体色(たいしょく)はイタチそのもの、なのに尾は体長(たいちょう)の半分(はんぶん)より長(なが)くチョウセンイタチと同様(どうよう)であり、論文とは不整合(ふせいごう)。

ちなみに、こちらが去(さ)り際(ぎわ)のカット。

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シッポを見(み)た瞬間(しゅんかん)、長(なが)いと感(かん)じましたし、長いことで全身(ぜんしん)が大(おお)きいとも感じました。

もしかすると、香川県(かがわけん)と三重県(みえけん)では、事情(じじょう)が異(こと)なるのかもしれず・・ なんともはや。

ま゛〜 そ〜ゆ〜個体(こたい)も、おるとゆ〜可能性(かのうせい)を示(しめ)す記録(きろく)ってことでエエのかな゛〜と。

 
posted by ぶん+ at 13:35| Comment(0) | 生き物基礎知識

2024年09月11日

図書館(としょかん)に 親(した)しむ

カミサンから教(おそ)わった本(ほん)が、入(はい)りましたよ゛〜。ひらめき

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タイトルどおりクセが強(つよ)いなぁ・・ この本そのものが。(笑)

徳之島(とくのしま)では、珍(めず)らしい渡(わた)り鳥(どり)や、希少生物(きしょうせいぶつ)が身近(みぢか)に見(み)かけられます。exclamation×2

まずもって子(こ)らに野鳥(やちょう)や動物(どうぶつ)に興味(きょうみ)を抱(いだ)いてほしうて、購入(こうにゅう)をリクエストしてみました。

すると
県内(けんない)のいづれの図書館(としょかん)でも購入(こうにゅう)されてなかったので、すぐにOKしていただきました。ぴかぴか(新しい)



一方(いっぽう)
つぎの広報誌(こうほうし)の連載(れんさい)のために、グッシーが県立図書館(けんりつとしょかん)から借(か)りてくれました。

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『鯨・イルカの民俗』

史実(しじつ)に関(かん)して、オッサンより視野(しや)が広(ひろ)いので、いつも助(たす)けてもらっています。ぴかぴか(新しい)

鹿児島県(かんごしまけん)では、県立図書館の蔵書(ぞうしょ)は、県内(けんない)の市町村(しちょうそん)にある図書館から借(か)りられるのだそう。

けさからナナメヨミしていると・・ 室町時代(むろまちじだい)の料理本(りょうりぼん)『四条流庖丁書』(しじょうりゅうほうちょうがき)に辿(たど)りつくことができました。

どうやら
この時代(じだい)の鯨食(くじらしょく)に、鯨餅(くじらもち)へ至(いた)るキッカケが見出(みいだ)せそうです。ひらめき

調(しら)べごとにおいて、視野の広さ ≒ 客観(きゃっかん)ってホンットに大切(たいせつ)ですね゛〜。

ありがとう、グッシ〜。exclamation×2


 
posted by ぶん+ at 19:50| Comment(0) | 生き物基礎知識

2023年06月20日

送(おく)られてきました

きょうも雨(あめ)・・カメラが出(だ)せません。雨

ズスキさんとニシムラさん共著(きょうちょ)の図鑑(ずかん)、「琉球弧 海辺の生きもの図鑑」にございます。

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いや゛〜 移住(いじゅう)した十ん年前(じゅう・ん・ねんまえ)からすると、よもやデザイナーなのに図鑑の制作(せいさく)に関(かか)わらせてもらうことになろうとは・・

データベースにあれこれ登録(とうろく)しているけれど、こうして書籍(しょせき)になると、なんだかシミジミしてしまいます。

とゆ〜ても
オッサンは鳥類(ちょうるい)の文書(ぶんしょ)をちょこっとだけ指摘(してき)したり、数枚(すうまい)の画像(がぞう)を提供(ていきょう)させてもらったダケなんですけどね〜。(笑)

たぶん
図鑑づくりの際(さい)、もっとも悩(なや)ましいのは、どこまで絞(しぼ)り込(こ)むか・・ではないかと。 たっくさん載(の)せるほど優秀(ゆうしゅう)ですが、紙面(しめん)には限(かぎ)りがあります。 それを踏(ふ)まえ・・・

ん゛〜 エビカニのプロであるスズキさんに・・あえて、ちょっとツッコミ。(笑)

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ミナミイワガニのわきに、ちょこっとオオイワガニの画像を載せてもヨカロウかと。

ハシリイワガニモドキがあって、ハシリイワガニがないとか・・島(しま)にはやたらとモドキのつくカニが多(おお)くて、ソコが知(し)りたいんですよね゛〜。たらーっ(汗)

それと
データベースで人気(にんき)のノコギリガザミがない・・のは、漁業権(ぎょぎょうけん)がからむエビカニを載せない方針(ほうしん)があったのかな?

ほか
漁師(りょうし)や釣(つ)り人(びと)が好(この)むような魚類(ぎょるい)も、あえて外(はず)している・・のも、同様(どうよう)の理由(りゆう)から??



さておき
強(し)いてゆ〜なら、子(こ)らに人気(にんき)のカクレクマノミハタゴイソギンチャク、海(うみ)にだって昆虫(こんちゅう)がおるんだと知(し)って欲(ほ)しいからウミアメンボケシウミアメンボ、繁殖地(はんしょくち)の保護(ほご)の観点(かんてん)から、ベニアジサシ、エリグロアジサシなどを加(くわ)えたいですね。

画像を提供しておいてナンですけれど・・鳥類(ちょうるい)についてはアカショウビンが載ってたりとか・・独断(どくだん)っぽさがスゴイ。exclamation×2(笑)


ともあれ
南西諸島(なんせいしょとう)の海辺(うみべ)の動植物(どうしょくぶつ)を、まんべんなく調(しら)べられる図鑑は、本当(ほんとう)に稀少(きしょう)なので、とりあえずの一冊(いっさつ)にはヨロシイのではないかと。ひらめき

 
posted by ぶん+ at 18:18| Comment(0) | 生き物基礎知識

2023年03月26日

トリトリデッキらへんの オッサン

きのう、10周年(じゅっしゅうねん)をむかえまして、しこたまお世話(せわ)になっています。

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オッサンが原因(げんいん)で建(た)てられることになり、オッサンがデザインさせてもらったので、なおさら通(かよ)いつづける原因にもなりました。

ほとんど毎日(まいにち)、観察(かんさつ)してきたので、ダメなオッサンでもだいぶ鳥(とり)たちのことがわかってきました。ひらめき

ゆくゆく鳴(な)きマネも上達(じょうたつ)したり実験(じっけん)したりして、キアシシギのマネで、ほかのシギ・チドリがオッサンに慣(な)れることや、空港(くうこう)の草地(くさち)に飛来(ひらい)するヒクイナを呼(よ)びよせられるようになったりとか・・地味(じみ)ぃ〜にチャレンジをつづけてたり。

鳥だけでなく、チヌ(ミナミクロダイ)トリデッキとか、カニ(ノコギリガザミ)トリデッキ、アジ(ヒラアジ)トリデッキに至(いた)り・・ 今(いま)やカノジョもいてくれるから、あわやヨメトリデッキになりかねません。exclamation&question(笑)

オッサンにとって、「ケーゾクハチカラナリ」を具現化(ぐげんか)してくれる場所(ばしょ)になりました。

あるいは、自然保護(しぜんほご)を語(かた)るうえで、キチンとその場所を観察しつづけていることが大切(たいせつ)だ・・とゆ〜ことを学(まな)ぶこともできたような。

 
posted by ぶん+ at 21:39| Comment(0) | 生き物基礎知識

2022年12月12日

感(かん)じかたの 違(ちが)い・・

けさは、磯(いそ)て釣(つ)りしようと思(おも)うたのに、地味(じみ)に時化(しけ)・・

しかたなく、出勤前(しゅっきん)まえにイノーをジロジロしとくことに。

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カワウたちが、すっかり狩(か)りを終(お)え、まったりしてました。

総勢(そうぜい)で70羽(しちじゅうわ)ほど。 例年(れいねん)は80〜120羽くらいですから、イマイチかも。

って、存知(ぞんち)でしたか???

役場(やくば)の上層(じょうそう)にある、環境省(かんきょうしょう)の事務所(じむしょ)へ、イボイモリの「生きた化石」(いきたかせき)について質問(しつもん)しに。 新任(しんにん)のTさんは忙(いそが)しかったので、杓子定規(しゃくしじょうぎ)に肋骨(ろっこつ)=あばらぼねが、がイクチオステガよろしく発達(はったつ)しているから・・だと謂(い)い、あわただしく出張(しゅっちょう)の準備(じゅんび)に。

ま゛〜オッサンも大人(おとな)げなく、アポなしでしたし、ニワトリの原種(げんしゅ)の玉子(たまご)って、美味(おい)しかったんですか?みたいな、トンチンカンな質問をしてしまいました。爆弾

さておき
レンジャーのNさんから、徳之島(とくのしま)らしい野鳥(やちょう)ってどんなのでしょうか?と。

イノーで越夏(えっか)するからクロツラヘラサギ、南西諸島(なんせいしょとう)でもっともムクドリが根付(ねづ)いたお陰(かげ)でやってくるようになったホシムクドリ・・とか答(こた)たら、え゛〜な反応(はんのう)でした。

ならば
北上(ほくじょう)してまで越冬しているカラムクドリも・・と紹介(しょうかい)したら、さらにドンビキに・・たらーっ(汗)


そんなん、急(きゅう)にゆわれても・・と階段(かいだん)をおりつつ、あ゛・・アカショウビンなら、ほかの島(しま)にくらべ、とびきり身近(みぢか)じゃったexclamationと気(き)づきました。

たとえば
鳥好(とりず)きであれば、ムネアカタヒバリが毎日(まいにち)かならず見(み)られるのは、奄美・沖縄(あまみ・おきなわ)では徳之島くらいなのでは?

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きょうも、キョトンとしてカワイかったんですよ〜いい気分(温泉)

けれど
地味(じみ)すぎて、だれも感動(かんどう)しないかも。たらーっ(汗)たらーっ(汗)

そもそも、アマミノクロウサギこそが地味(じみ)すぎて、リピーターが来(こ)ない筆頭(ひっとう)のネタではないかと。(笑)

かくゆ〜オッサンは、クロウサギトゲネズミなどはパッとしないので撮影(さつえい)してもトキメキがなさすぎて、やめちゃったワケで・・・・爆弾

さておき
島らしさなんて地味(じみ)なので、大切(たいせつ)にしたい気持(きも)ちがアルかナイか・・の問題(もんだい)かと思(おも)いました。



ところで
イボイモリを「生きた化石」とするには、肋骨があるから・・とゆ〜のはダメじゃないの?と思うので、ちょっと違(ちが)ったアプローチそしたくなりました。 なにしろ、イベリアトゲイモリは肋骨で攻撃(こうげき)に転(てん)じることもできるらしいので。ぴかぴか(新しい)

サンショウウオやカエルは、肋骨がなくなるよう進化(しんか)したものの、イモリのうち一部(いちぶ)は肋骨を発達(はったつ)させていったのでは???


ともあれ
環境省の役人(やくにん)さまにソレをもとめるのは無理筋(むりすじ)でした、お邪魔(じゃま)してしまいまして、澄(す)みませんでした。exclamation×2

 
posted by ぶん+ at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物基礎知識

2022年04月23日

毒(どく)があれば 食(く)われない伝説(でんせつ)?

まえに、松西(まつにし)で大(おお)きなチョウ、オオゴマダラを見(み)つけ、数秒後(すうびょうご)にカメラを構(かま)えたとき、消(き)えていた・・ ことがありました。

オッサンは、まわりにいたイソヒヨドリに食(く)われたと思(おも)ったのですけれど・・ 毒(どく)があるから食われるはずはないexclamationとの指摘(してき)があったのです。

鳥(とり)のDNAに、見たこともない毒チョウが記憶(きおく)されていることは、絶対(ぜったい)にありませんから・・ ウソなのはすぐ判(わか)りました。

すなわち
オオゴマダラは、イソヒヨドリに見つかってガシッと食らいつかれ、毒の味(あじ)からペペッと吐(は)き出(だ)されたけど・・ ダメージが大きくて飛(と)べなくなった、のでしょう。 食われないのでなく、喉(のど)を通(とお)らないワケですね。


トラフグの毒について研究(けんきゅう)された、とある論文(ろんぶん)によると、オスの精巣(せいそう)には毒はなく、メスが卵巣(らんそう)にテトロドトキシンを持(も)つのは、稚魚(ちぎょ)に毒を与(あた)えているから・・ だそう。

卵(たまご)からかえってすぐの口(くち)もあいてない稚魚を、ヒラメやスズキに捕食(ほしょく)させるとゆ〜オニのような実験(じっけん)をしたそうです。 稚魚は粘液(ねんえき)を出(だ)すところに母(はは)ゆずりの毒をもっていて、それがヒラメやスズキの口にはいったときに味(あじ)として判るため、すべて吐き出され生存(せいぞん)したそうです。 別(べつ)の稚魚は、ゴックンされたのに、です。 ちなみに、フグの稚魚の毒はまったく致死量(ちしりょう)にならないそう。

ただ、ギスギスの歯(は)を持つカマスやダツに捕食されていたら、吐き出されても生存できるかどうか・・たらーっ(汗)


このことから
毒は食われないと発動(はつどう)しないので、必(かなら)ずしも自分(じぶん)が食われないための抑止力(よくしりょく)にはならない・・ ってことですね。

オオゴマダラを食らって吐いたイソヒヨドリは、二度(にど)とやらないけど、すぐよこにいたイソヒヨは、とりあえず食らう・・ ワケです。 ほぼオオゴマダラがいない島(しま)では、サッパリ抑止力にはなりません。 いっぺん吐き出され飛んでいたら、つぎからつぎへ・・ なにプレイ。exclamation&question


オッサンが、トラフグの毒に疑問(ぎもん)をもったのは、フグ毒が完璧(かんぺき)ならば、膨(ふく)らむ必要(ひつよう)など、どににもありゃしない・・ と思(おも)うたとき。

膨れる機能(きのう)が先(さき)で、毒が後(あと)のようなイメージですが、そこはナゾ。

フグはフグでも、膨れないハコフグは、硬(かた)いボディと毒を分泌(ぶんぴつ)することで、食われてもヘッチャラになりました。 んが・・ かわいいハコフグを飼育(しいく)すると、岩陰(いいわかげ)で休(やす)もうとするときに挟(はさ)まって、そのストレスで毒を分泌し、死(し)の水槽(すいそう)になってしまうことが、ままあるそうです。

カメムシが自分(じぶん)のヘコキで死ぬる、みたいなものです。

やれやれ・・


 
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2021年07月19日

ミキョリンの 観察会(かんさつかい)

ユイの館(やかた)が主催(しゅさい)する8/8、あさ9:00集合(しゅうごう)の観察会です。

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もともと、あのトンボ好(ず)きで、自(みずか)らもゴクラクトンボとゆ〜オカチャンがご案内(あんない)するハズでしたが・・ トンボを見(み)つけるとヤニワに走(はし)りだし、ピュ〜ッexclamationとどこかへ行(い)ってしまうので、オカチャン・ダッシュについてけない方(かた)のために、オッサンが後(うし)ろからアカショウビンなどに語(かた)りかけながら??、ついてく・・ とゆ〜趣向(しゅこう)になりました。ぴかぴか(新しい)

いやはや
ユイの館の担当(たんとう)A田さんは、まれに見(み)るオッサンの好(このみ)ストレートど真(ま)ん中(なか)の女子(じょし)なので、ついつい乗(の)せられてしまったのですけれど・・ トンボと鳥(とり)に極振(きょくふ)りしたガイドの人選(じんせん)って・・ ダイジョブかなぁ、この企画(きかく)。 メニヤックすぎでは???たらーっ(汗)


 
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2020年10月25日

トモグイって ナンだ?

学校(がっこう)で、共食(ともぐ)いは悪(あく)だexclamation、というイメージで学(まな)んだ子(こ)らが、親(おや)になっているのが、現代(げんだい)ではないでしょうか???

素朴(そぼく)に感(かん)じるところでは、ハナクソはさておき、ツメヲカム。 これはマズイ、最悪(さいあく)のトモグイ衝動(しょうどう)につながると思(おも)うのですけれど、そ〜ゆ〜扱(あつか)いはされません。 ニンゲンの基準(きじゅん)なんて、ほかの生物(せいぶつ)からすれば、イイカゲンなもんです。(笑)

共食いは、わりと昆虫(こんちゅう)やクモ、エビ・カニなどではアルアルで、高級(こうきゅう)なのに養殖(ようしょく)できないでいる動物(どうぶつ)などは、ほぼソレが原因(げんいん)です。 カマやハサミ、口(くち)が大(おお)きいなど、攻撃力(こうげきりょく)に優(すぐ)れた動物は共食いに適(てき)しています。 ハサミが美味(おい)しい・・・カニやロブスターなどは、難(むつか)しいワケですたらーっ(汗)

学問(がくもん)においては、学(まな)びやすいよう、肉食(にくしょく)、草食(そうしょく)、雑食(ざっしょく)などとザックリ分(わ)けられているけれど・・・カニもニンゲンもたいがいな雑食で、カニは枯葉(かれは)でも生肉(なまにく)でもOKで、ニンゲンはソレどころか、フツーの生物ならダメなトウガラシやらタマネギ、チョコとかコーヒーのカフェインまでOKな悪食(あくしょく)。(笑) 大雑把(おおざっぱ)すぎるかもしれない。たらーっ(汗)


考(かんが)えてみたのですが、肉食は食(た)べる相手(あいて)がいてこそ、の食性(しょくせい)。 もともとは、共食いがはじまりではないか・・・と。 理由(りゆう)は、他種(たしゅ)の生物(せいぶつ)だと逃(に)げるけれど、同種(どうしゅ)なら逃げません。

一方(いっぽう)で
肉食とはナンでしょうか。 ライオンは先(さき)に草食獣(そうしょくじゅう)の内臓(ないぞう)を食(た)べますが、そのときに内容物(ないようぶつ)も食べて栄養(えいよう)バランスをとっているようです。 とかく子らは、肉食獣なら肉(にく)だけ食べても生きられるんだから、日々(ひび)の食事(しょくじ)だってウマイ肉をメインでOKexclamationと思ってしまうかもしれないけれど、実(じつ)はそうでもない。

閑話休題(かんわきゅうだい)

共食いは、自分(じぶん)と同(おな)じ栄養(えいよう)を含(ふく)んでいる相手(あいて)を食べれば、効率(こうりつ)がイイ・・・ワケですが、肉だけでなくマルッと食べてナンボ。 もし、ニンゲンがニンゲンを共食いするときがあれば、肉だけしか食べないとか、内臓の中味(なかみ)は洗(あら)って食べるので・・・共食いかもしれないけれど、肉食とされる生物からすればダメな食べ方(かた)でしょう。

ともあれ
宗教(しゅうきょう)がらみの方々(かたがた)は、ま゛〜仕方(しかた)ないとしまして、学校で共食いに関(かん)する心象(しんしょう)を植(う)えつけるのは、洗脳(せんのう)に近(ちか)いかもしれません。たらーっ(汗) 動物なら、起(お)こるのが前提(ぜんてい)。

そもそも
光合成(こう・ごうせい)や、硫化水素(りゅうかすいそ)から栄養(えいよう)を合成することのできない生物は、少(すく)なくとも命(いのち)をいただいて生(い)きることが必須(ひっす)。 たとえそれが遺骸(いがい)/スーパーの肉や、肥料(ひりょう)になる枯葉であっても、それは命のなせるものですから、命あるものから得(え)られたことは、認知(にんち)しておく必要(ひつよう)はありますよね。 そのあとで、共食いに取(と)り組(く)んではいかが?


 
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2020年03月19日

珍発見(ちん・はっけん)  アレや ソレや

また雨(あめ)ふりになりました。雨 なので、ナゼかオッサン最大(さいだい)のネタを。exclamation&question(笑)

ところで
移住(いじゅう)して11年(ねん)あまり、オッサンは別(べつ)に生物(せいぶつ)マニヤでも、鳥(とり)マニヤでもなく、釣(つ)り人(びと)でデザイナーだったのでした。

なんなら
オッサンの釣りに対(たい)する偏屈(へんくつ)っぷりを『Be Blue』の『しぐ』さんやら、その友人(ゆうじん)のハマサにたずねるとイイかも。 ハマサは、『東京ガス・ヨコエネ』に問(と)い合(あ)わせ「ぶんざゑもんが謂(い)ってた、ハマサってだれですか?」と伝(つた)えて、オッサンのことをたずねるとか。(笑) ハマサはオッサンにしては珍(めずら)しい親友(しんゆう)で、役員(やくいん)です。ぴかぴか(新しい)

ちなみに、さきのヨコエネ 『東京ガス横浜中央エネルギー』のロゴは、オッサン渾身(こんしん)のデザインです。


さて
釣(つ)りしてアチコチ行(い)ってたころは、ヒレナガカンパチのデカいのをかけたり、トビイカの撮影(さつえい)やらで、黒(くろ)いカッポレを釣ったこともありました。 あ゛・・・ 鳥好(とりず)きになる決定的(けっていてき)なキッカケ、国内(こくない)で2例目(れいめ)だった、ズアオホオジロとの出逢(であ)いもありました。

島(しま)に移住(いじゅう)してからも、ボチボチと。

★オッサンがジロジロしているうち、奄美群島(あまみぐんとう)のなかでは徳之島(とくのしま)のイノーではクロツラヘラサギが多(おお)いことが判明(はんめい)。 クロツラーズのお陰(かげ)でトリトリデッキが建設(けんせつ)されることに。

★酔(よ)い覚(ざ)ましで、夜(よ)な夜なウンブキに通(かよ)っていたら、図鑑(ずかん)の虫(むし)だったオッサンがまったく知(し)らないアナゴ?がいて、国内初記録(こくない・はつきろく)のウンブキアナゴと分(わ)かりました。 海底洞窟(かいていどうくつ)の生物(せいぶつ)にくわしいカラッパさんが教(おし)えてくれたお陰です。ひらめき

★AYTで有名(ゆうめい)な、あのゴクラクトンボのオカチャンが教えてくれた記録(きろく)もありました。 オッサンがたまたま天城町総合運動公園(あまぎちょう・そうごう・うんどうこうえん)で撮影(さつえい)してあったトンボが、徳之島(とくのしま)で初記録のオナガアカネだった・・・そうな。

ホテル・サンセットリゾートのミヤタ社長(しゃちょう)とお茶(ちゃ)をご一緒(いっしょ)させてもらってたとき・・・ 社長のひざに、ヒメキイロコウカアブがいたことも。 国内では数例(すうれい)しか見(み)つかっていない昆虫(こんちゅう)でした。

ミナミトビハゼについては、たまたまオッサンが記録してログに載(の)せたのを専門家(せんもんか)に指摘(してき)いただいて、徳之島にも生息(せいそく)していることが知(し)られることに。ぴかぴか(新しい)

ウミアメンボもミナミトビハゼと同(おんな)じように、たまたまオッサンが記録していたのを、奄美野鳥の会(あまみ・やちょうのかい)の鳥飼会長(とりかい・かいちょう)がアメンボの専門家だったので指摘していただいて、生息が知られることに。ぴかぴか(新しい)

★おなじみ? の鳥については、タカサゴモズインドハッカハイイロヒレアシシギハイイロチュウヒコチョウゲンボウの記録や、ホシムクドリカラムクドリの増加(ぞうか)しすぎexclamation・・・などです。

★カメムシに関(かん)しては、よ〜わからんけども、チッコイのは新種(しんしゅ)の可能性(かのうせい)がフツーにあるってことのよう。 この、ハエまがいのカメムシについては、捕獲(ほかく)して冷蔵(れいぞう)してあります。 昆虫(こんちゅう)は写真(しゃしん)だけではダメで、死体(したい)でもいいから捕獲(ほかく)してナンボだそうで。

アマミコケヒシバッタは、奄美大島(あまみおおしま)でしか見(み)つかっていないハズですけれど・・・ 三京(みきょう)でオッサンのズボンにとまってました。exclamation(笑) 『文化遺産データベース』のデータは、Yahooでも、Googleでも検索(けんさく)トップです。exclamation

★あれこれイロイロあって、徳之島の固有植物(こゆう・しょくぶつ)の、オオアマミテンナンショウを町内(ちょうない)で見つけることになったりも。

オニヒラアジが釣れてしまうものの・・・ ツバメコノシロを波打(なみう)ち際(ぎわ)で釣る方法(ほうほう)を見つけたので、美味(おい)しい思(おも)いをしました。 東風(ひがしかぜ)が吹(ふ)き続(つづ)けるようになり、浜(はま)の地形(ちけい)が変(か)わったことや、竿(さお)をだせるチャンスが減ってしまったのが残念(ざんねん)。台風

ほか
ヤツガシラが、人妻に興奮(こうふん)して8ツガシリどころか、10ツガシリになるとかも・・・(笑)

 
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2019年12月17日

ベニシオマネキは レッドゾーン爆弾

きょうは、カナリ暑(あつ)うなりましたね゛〜。晴れ

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夏日(なつび)になりました。 小夏日和(こ・なつ・びより)とゆ〜より、フツ夏日和に。(笑)

んま゛〜 キッチンに陽光(ようこう)がサンサンなので、窓辺(まどべ)で手軽(てがる)に干(ほ)しシイタケできてケッコーにございます。ひらめき(笑)

そうなると出(で)てくるのが、シオマネキの類(たぐ)い。

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なかでも、目立(めだ)つベニシオマネキ。 ん゛〜 かなりヤバい。

シオマネキの種(しゅ)によって、干潟(ひがた)の具合(ぐあい)が判(わか)ります。 空港(くうこう)の東(ひがし)にある干潟(ひがた)が陸(おか)になってしまうと、空港を営(いとな)むのが困難(こんなん)になります。

シオマネキのオスは、アピールのための潮(しお)を招(まね)く/ウェービング動作(どうさ)が必要(ひつよう)なので、干潟の時間(じかん)が長(なが)いところにいます。 ヒメシオマネキがいるところは、陸(おか)になりつつある陸の候補地(こうほち)、ベニシオマネキはほとんど陸になった干潟オキナワハクセンシオマネキとベニシオマネキがいるところは陸でありながら潮が満ちてくることもあるところ、オキナワハクセンシオマネキしかいないところは陸でメッタニ潮が来ないところ。

すでに
干潟のあちこちでヒメシオマネキやベニシオマネキが見(み)られるようになりました。 ど〜すんだコレ・・・たらーっ(汗) 観光連盟(かんこうれんめい)や個人(こじん)が植(う)えてしまった外来種(がいらいしゅ)メヒルギによって流(なが)れがユルくなったことで砂泥(さでい)が堆積(たいせき)し、陸が増(ふ)えてます。たらーっ(汗)


おや゛?

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たぶん、誰(だれ)も気(き)づかないようメヒルギの幹(みき)に、木(こ)の葉(は)で印(しるし)がつけられています。 でもコレ、ど〜やってヒッツイテんの。exclamation&question

コレはそもそも、ニンゲンのテクノロジーでは不可能(ふかのう)っぽいですし・・・ ここらに昔(むかし)いたアヤカシ、カチャブフージの仕業(しわざ)かな? 戦後(せんご)は活動(かつどう)してないような雰囲気(ふんいき)ですが、実(じつ)は干潟で活動してるのかも。ぴかぴか(新しい)

不思議(ふしぎ)で不自然(ふしぜん)なことは、わりと日常(にちじょう)にあって・・・ 気(き)づかないダケのこと。exclamation×2

 
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2019年12月12日

博物館(はくぶつかん)がやってきたexclamation

防災(ぼうさい)センターへ。

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お゛〜るんるん

イモリもいるし・・・ なんか右(みぎ)のほうに、不発弾(ふはつだん)キャラみたいなのが気(き)になるけど・・・(笑)

研修室(けんしゅうしつ)には、いろいろなアイテムが。

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昆虫標本(こんちゅう・ひょうほん)や貝殻(かいがら)、剥製(はくせい)、あるいは子(こ)らの研究(けんきゅう)まであります。 イボイモリとオビトカゲモドキの模型(もけい)?は、イマイチですけどね。(笑)

なに゛exclamation&question コレってミサゴじゃないの???

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内地(ないち)の留鳥(りゅうちょう)、クマタカの剥製(はくせい)だそうです。 となりにはトビ(とんび)があるので、デカさにびっくりですが、あまりにもミサゴにソックリで驚(おどろ)きました。 デカいからといって、クマを狩(か)るからクマタカ・・・ じゃなさそうですね。(笑) ただ、オッサンとしては、フクロウのように薬指(くすりゆび)?がクルッと後(うし)ろにまわる、ミサゴのほうを展示(てんじ)してほしかったなぁ。 島(しま)にいるけど、あんまり知(し)られていないし、カッコイイし。

むむむ゛・・・

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下原(したばる)の遺跡(いせき)から出土(しゅつど)した、トウガタカワニナの類(たぐ)いに似(に)た標本(ひょうほん)はありませんね。

まったく知(し)らんかった、マイマイを発見(はっけん)。

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オオシマフリイデルマイマイ・・・ なんかデンデンムシの和名(わめい)とゆ〜より、競走馬(きょうそうば)っぽいような。 競走馬の名(な)は、10文字以内(もじいない)なので、オオシマフリイデルならギリギリOK。ひらめき(笑) 大島(おおしま)にしかいないのが、残念(ざんねん)。たらーっ(汗)

ど〜せヒマだし、あすも行(い)こうかな・・・

そうそう鹿児島県立博物館(かこぎまけんりつ・はくぶつかん)と聞(き)いて、な〜んか引(ひ)っかかっていたんですけれど、そういえば、徳之島(とくのしま)コーナーに、トクノシマトゲネズミの写真(しゃしん)を提供(ていきょう)していたのでした。

 
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2019年06月30日

プリンにない、プリン体(たい)ってexclamation&question

オッサンは、プリンと酒(さけ)をこよなく愛(あい)しています。 このごろプリン体というコトバが気(き)になって仕方(しかた)ないので、ちょっと調(しら)べてみました。

とかく
シマンチュにも多(おお)い、運動不足(うんどうぶそく)、かつ酒(さけ)のみの天敵(てんてき)とされる、プリン体。 プリンプリンした食品(しょくひん)に含(ふく)まれている・・・のでなく、細胞(さいぼう)の数(かず)が問題(もんだい)なのだそう。

つまり
単細胞(たんさいぼう)の鶏卵(けいらん)からこさえたプリンには、極(きわ)めて少(すく)ないし、肝(きも)=肝臓(かんぞう)や、水分(すいぶん)を飛(と)ばした干物(ひもの)などには多(おお)いそうです。 なんと、痛風財団(つうふう・ざいだん)なる団体(だんたい)があって、そこでプリン体の含有量(がんゆうりょう)が公開(こうかい)されています。

とくにビール好(ず)きが気(き)にしがちなプリン体ですけれど、ビールに含まれるプリン体など知(し)れたもので、e-ヘルスネットによると飲酒(いんしゅ)によって、尿酸(にょうさん)の排出(はいしゅつ)が妨(ざまた)げられるから・・・ なのだとか。

だそう、だとか・・・と表現(ひょうげん)しているのは、これらは厚労省(こうろうしょう)などによって、意図的(いとてき)に操作(そうさ)されてしまうコトがあるので、あくまで情報(じょうほう)ってコトで載(の)せました。 なにしろ、あれだけ騒(さわ)がれていた食品(しょくひん)のコレステロール値(ち)が、人体(じんたい)にとってはほぼ無関係(むかんけい)だった・・・ なんてことになっていて、アテにしてよいやらサッパリわかりません。たらーっ(汗) あくまでも、自己責任(じこ・せきにん)である・・・ ということです。 塩分(えんぶん)の摂取(せっしゅ)についても、同様(どうよう)のようです。

おかげで
オッサンは特売(とくばい)の肉(にく)がなくても、コレステロールもプリン体も心配(しんぱい)ない玉子で、なんとか生きていま〜す。ひらめき(笑) しかしながら、ニワトリの飼育(しいく)に少(すく)なからず使用(しよう)される薬剤(やくざい)が、なんらかのカタチで卵黄(らんおう)の油脂分(ゆしぶん)に含まれる可能性(かのうせい)は否定(ひてい)できないので、安全(あんぜん)とは謂(い)いきれません。


あくまでも
雑食(ざっしょく)の動物(どうぶつ)なら、食品(しょくひん)はなるべく多様(たよう)なものを摂取するべし・・・ とゆ〜のは、今(いま)も昔(むかし)も変(か)わらないのでしょう。 従来(じゅうらい)は植物(しょくぶつ)のアルカロイドなどの負担(ふたん)が軽(かる)くなるためでしたが、現代(げんだい)は薬剤など化学物質(かがく・ぶっしつ)による負担を減(へ)らすため・・・ ということになります。



それはそうと
あすから捕鯨(ほげい)が再開(さいかい)されます。るんるん また美味(おい)しい鯨肉(げいにく)が身近(みぢか)になってくれることを、切(せつ)に望(のぞ)みます。exclamation×2 食品の多様性(たようせい)こそ、雑食の目指(めざ)すところです。ひらめき


 
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2019年06月28日

防災(ぼうさい)センターの ナゾのもん?

花壇(かだん)に、3センチくらいの・・・ ナンカが生(は)えてました。たらーっ(汗)

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ツクシ似(に)のコレは、ほとんどキノコだと思(おも)うのですけれど・・・ オッサンはシイタケとかサツマクインタケとか、美味(おい)しいキノコしか興味(きょうみ)がありません。 キノコはカビと親戚(しんせき)ですし、消化(しょうか)がわるいの、食品(しょくひん)としてはイマイチ。バッド(下向き矢印)

とはいえ
調(しら)べてみたところ、亜熱帯(あねったい)ではフツーのキノコ、コガネキヌカラカサダケのようです。 食(た)べてみたモノズキがいらっしゃるようで・・・ 食中毒(しょくちゅうどく)にはならなかったそう。

けれども
昔(むかし)はさておき、現代(げんだい)での分類(ぶんるい)は、植物(しょくぶつ)でなく動物(どうぶつ)と親戚。 素人考(しろうと・かんが)えですが、植物がアルカロイドを生成(せいせい)するのに対(たい)し、キノコは生成あるいはフグのように、まわりにある毒(どく)を取(と)り入(い)れる可能性(かのうせい)もあるのでは??? すなわち、生育環境(せいいく・かんきょう)によって、毒性(どくせい)が変化(へんか)してしまうかもしれません。

魚類(ぎょるい)のシガテラ毒のように、地域差(ちいきさ)があるのなら、一概(いちがい)に無毒(むどく)とは謂(い)えないのかもしれないような・・・

なので
間違(まちが)いやすいことも含(ふく)めて、そこらのキノコは、なるべく食(た)べないほうが身(み)のためだと思(おも)います。exclamation×2


【追伸】ついしん
あくる午後(ごご)、Aコープのついでに観(み)にいったら・・・ もう、ありませんでした。

 
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2018年12月12日

アニマルウェルフェア

家畜(かちく)にも、ストレスのない生活(せいかつ)が必要(ひつよう)だ・・・という動(うご)きがあるようです。 東京五輪(とうきょう・ごりん)に供(きょう)される肉(にく)や玉子(たまご)なども、そうした飼育(しいく)でないとダメ・・・なのだとか。 アメリカやオーストラリア、アルゼンチンなどは、土地(とち)がだだっぴろいからイイものの、我(わ)が国(くに)ではニンゲンが住(す)むところとの折(お)り合(あ)いが難(むつか)しいし、コストも4〜5倍(ばい)になるのだとか。 島(しま)だと、スーパーの玉子1パック¥1000くらいになるのかも。たらーっ(汗) なら、もともとアニマルウェルフェアで飼育されている、島の地(じ)玉子の方(ほう)がずっと安(やす)いことになってしまいます。

それはそうと
CO2の20〜70倍(ばい)も温室効果(おんしつ・こうか)がある、ウシのゲップについてはスルーされていて、どうしようもない。 しかも気(き)まぐれドナルドは、CO2の削減(さくげん)はしない・・・などとゆ〜てますから、気象(きしょう)が激化(げきか)して、放(はな)し飼(が)いの家畜(かちく)のダメージが大(おお)きくなり、ソレどころではなくなってしまうかも。台風

そういえば
中国(ちゅうごく)の長江(ちょうこう)に、巨大(きょだい)な三峡ダムをこさえてから、いろんな災害(さいがい)が起(お)こるようになったらしい。 かててくわえて、下水(げすい)も汚水(おすい)もタレながしで、ゴミためのようになっている・・・とも。


経済戦争(けいざい・せんそう)しとる場合(ばあい)じゃなくなるのも、時間(じかん)の問題(もんだい)かもしれませんね゛〜。

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2018年09月01日

運動公園(うんどう・こうえん)から 観察(かんさつ)できるもの

玉子(たまご)の特売(とくばい)のまえに、トリトリデッキのまわりからチェック。(笑)

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クロツラヘラサギが採餌(さいじ)してま〜す。 トリトリデッキのイメージ・キャラクターでもあり、四季(しき)をつうじて、必(かなら)ずいる・・・という設定(せってい)となっております。ひらめき

地味(じみ)でマニヤックなのが、トリトリデッキすぐ下(した)の角(かど)にいます。

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ウミアメンボとケシウミアメンボ。 たくさん群(む)れているのが、ほかにないポイントのようです。 その下にエビや稚魚(ちぎょ)が観られることもあります。

夏場(なつば)の炎天下(えんてんか)、干上(ひあ)がったイノーといえば、ガセの甲羅干(こうらぼ)し。exclamation&question

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甲幅10センチくらい、2年目(ねんめ)くらいかな?

ナナメになった半身浴(はんしん・よく)みたいですと・・・巣穴(すあな)が酸欠(さんけつ)で、呼吸(こきゅう)しに出(で)てきているみたいです。たらーっ(汗) 足(あし)の付(つ)け根(ね)を水(みず)にひたし、空中(くうちゅう)の口(くち)から吐(は)きだし、また足の付け根にもどして循環(じゅんかん)させると、酸素(さんそ)が補給(ほきゅう)できるようです。

イノーをジロジロしていたとき、やにわに背後(はいご)からキュワイの声(こえ)。exclamation

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いろんな意味(いみ)で風当(かぜあ)たりの強(つよ)い、弓道場(きゅうどうじょう)の柵(さく)から、オッサンに声(こえ)をかけたのは、スズメより小(ちい)さなセッカ。exclamation&question チチッチチッチ・チ・チ・チ・チ・チと舌打(したう)ちすると、ライバル心(しん)を燃(も)やすことがヨクある。ひらめき なしてオッサンに声(こえ)をかけてきたかはナゾで、カメラに写(うつ)りたかった・・・んかな。(笑)

さてと
すんごい暑(あつ)いし、そろそろAコープへ。 あら゛?

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ドエライはさみが落(お)ちてます。たらーっ(汗) まわりのヒメヤマトオサガニたちは、せいぜい甲幅(こうふく)が2センチくらい。 貝(かい)を握(にぎ)りつぶすという、伝説の太(ふと)バサミにございます。exclamation×2 これだとキロオーバーの、痛(いた)おいしいアミメノコギリガザミ。ひらめき

いったいナニがあったんだ・・・

ちなみに
40センチはありそうな、ミナミクロダイの死(し)がいもありました。 いったいイノーでナニが起(お)こってるんだ・・・???

Aコープに着(つ)いたところ、降(お)りられない。雨

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ここらだけ、いつもモーレツに降(ふ)っているようです。たらーっ(汗)




 
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2018年08月22日

カニの コンセント?

月初(げっしょ)のころ、たっぷりの痛(いた)さと身(み)を食(しょく)したガセ(≒アミメノコギリガザミ)の甲羅(こうら)。(笑) 時節柄(じせつがら)オッサンも自由研究(じゆうけんきゅう)したくてタマランのです。exclamation×2(笑)

なぜ、茹(ゆ)でると赤(あか)くなるんだろう・・・と、好奇心(こうきしん)がわいたのです。 すると・・・

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ありゃんりゃ? 背中(せなか)にコンセント???

内(うち)はどうなっているんだろ・・・

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プラグexclamation&question この感(かん)じ、ただの飾(かざ)りではなさそう。 ひょっとすると、卵(たまご)に入(はい)っているとき、ここから栄養(えいよう)なんかを摂取(せっしゅ)していた痕跡(こんせき)とか・・・脱皮(だっぴ)するときに抜(ぬ)けやすいよう、空気(くうき)の入口(いりぐち)とか???

こ〜ゆ〜、すんごい専門的(せんもんてき)なことは、NHKの夏休み子ども科学電話相談で先生(せんせい)にたずねるのが一番(いちばん)。exclamation×2 でも、見(み)た目(め)はオッサン、頭脳(ずのう)は子(こ)ども・・・なので、コナン君(くん)とは正反対(せいはんたい)だから、電話(でんわ)できません。たらーっ(汗)

どなたか、たずねてちょ〜だいませ。ひらめき

不思議(ふしぎ)と、電話するのは都会(とかい)の子らで、地方(ちほう)の子らは、もともと親(おや)やジジババの代(だい)からダメみたいで、サッパリ質問(しつもん)しないんですよね゛〜。たらーっ(汗) そんなんじゃ、せっかくの才能(さいのう)が伸(の)びやしない。


ずいぶんまえに、瀬田海(せたうみ)で拾(ひろ)った、スベスベケブカガニらしい甲羅をチェック。

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やはり、白点(はくてん)が並(なら)んでいて、内側(うちがわ)には突起(とっき)がありました。 エビにもあったら、ナンか発見(はっけん)になるかも。exclamation&question ちなみに、こちらは茹でていないし、生前(せいぜん)は黒(くろ)っぽいのに、拾(ひろ)ったときから赤いのでした。

 
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2018年08月21日

出土品(しゅつどひん)の、ナゾ解(と)き

このごろ、イノーにもサッパリ鳥(とり)が飛来(ひらい)しないし、宵(よい)の自販機(じはんき)にも、牛糞(ふゅうふん)から大腸菌直送(だいちょうきん・ちょくそう)のマグソコガネくらいしか見当(みあ)たらない。たらーっ(汗)

もっぱら
ユイの館(やかた)で仕事(しごと)を兼(か)ねつつ、出土品の観察(かんさつ)が愉(たの)しみ。 遺跡(いせき)にもよりますが、貝類(かいるい)の大半(たいはん)を占(し)めるのが、オオシマヤマタニシ。

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ナシテでしょう・・・

同様(どうよう)に多(おお)いのが、まえにログったカワニナです。

ところで
出土品のなかでヤヤコシイのが、たまたまソコに集(あつ)まってしまうらしい生物(せいぶつ)がいること。たらーっ(汗) たとえば、カタツムリは貝塚(かいづか)≒大古(たいこ)のゴミ捨(す)て場(ば)など、殻(から)を強(つよ)くするためにカルシウムがあるところには群(むら)がってしまうクセがあります。 出土品のなかでソレっぽいのが、少数派(しょうすうは)のヒルグチキセルや、ケハダシワクチマイマイ、チリメンマイマイ、オオシママイマイ、タメトモマイマイなど。

あるいは
雑食(ざっしょく)で、古代人(こだい・じん)の残(のこ)り物(もの)にたかる、オカヤドカリも混(ま)じってしまいます。たらーっ(汗) その宿(やど)は、陸(おか)のカタツムリだったり、磯(いそ)にいるアマオブネ、河口(かこう)にいるイシマキガイだったりするのです。

にしても
やっぱり大半なのがオオシマヤマタニシ、さきの4センチオーバーのカワニナです。 ほか、磯(いそ)にビシッとひっついているカサガイのたぐいも、ヤドカリにの宿にはなりませんから、古代人の食材(しょくざい)だったのでしょう。

台風(たいふう)を恐(おそ)れてか森(もり)のなかにいた古代人、身近(みじか)にたくさんいたであろう・・・オオシマヤマタニシやカワニナを汁物(しるもの)にしていたのかもしれません。ひらめき それと、カニの細(ほそ)いハサミ≒ツメばかりが見(み)つかっていて、小(ちい)さい巻貝(まきがい)をホジッて食(た)べるのに、すこぶる都合(つごう)がイイ。exclamation(笑)

現代(げんだい)の島(しま)では、鉢植(はちう)えを食(く)い荒(あ)らすキカイウスカワマイマイが、もっとも多い。

対(たい)して害(がい)はないけど、つぎに集落(しゅうらく)に多(おお)いのが、先(さき)のオオシマヤマタニシとなっています。

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体(からだ)があんまり伸(の)びないし、触角(しょっかく)が2本(ほん)しかなく、その付(つ)け根(ね)に目玉(めだま)があり、フタまであるカタツムリ。exclamation×2 ひょっとすると、いい出汁(だし)がでるのかもしれません。


どうやら
発掘(はっくつ)が大好(だいす)きな学者(がくしゃ)さんたちは、ど〜も生活感(せいかつ・かん)とか、生(い)き物(もの)はカナリ苦手(にがて)みたいなので・・・むしろオッサンみたいなフツーの生活者(せいかつしゃ)のほうが、気(き)づくこともあるみたい。ひらめき

ぶっちゃけ
科学的(かがく・てき)なDNAとか、年代(ねんだい)だけでは解からないコトが山(やま)ほどあって、どんだけ考古学(こうこがく)や遺跡が好(す)きか・・でなく、どんだけニンゲンらしいか・・・のほうが古代人のナゾを解くことができるかもしれなさそう。ひらめき


 
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2018年08月19日

カワニナの ナゾ

西阿木名集落(にしあぎな・しゅうらく)の西(にし)にある、下原(シュウバル)、標高(ひょうこう)90mくらいある石灰岩(せっかい・がん)の台地(だいち)で、川(かわ)はありません。 まえに、そこの泉(イジュン)にいるカワニナをログったことがありました。 あのときは、シュウバルのカワニナは、田(た)んぼがあったころ、イネにからんで定着(ていちゃく)した・・・と思(おも)っていました。

でも
稲作(いなさく)のはるかまえ、6,000年まえにもいたのです。exclamation×2 とゆ〜か、古代人(こだいじん)は、どんだけカワニナ食(た)べてたん?(笑)

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4センチはある大型(おおがた)のカワニナ。 トウガタカワニナのたぐいでもなく、たぶんフツーのカワニナが、南国(なんごく)ゆえにデカくなったと考(かんが)えられます。 石灰岩台地のカルシウム豊富(ほうふ)な湧(わ)き水(みず)で育(そだ)ったお陰(かげ)で、殻頂(かくちょう)=とがった先(さき)っちょまで、しっかり残(のこ)っています。 フツー、淡水(たんすい)の巻貝(まきがい)の殻頂は、カルシウム不足(ぶそく)で欠(か)けてしまうんです。 

ともあれ
カワニナは内地(ないち)にも朝鮮半島(ちょうせん・はんとう)や中国(ちゅうごく)、台湾(たいわん)にまで分布(ぶんぷ)しています。

さて
琉球列島(りゅうきゅう・れっとう)の成(な)り立(た)ちを鑑(かが)みるに・・・大陸(たいりく)とべったり地(じ)つづきだったのは1,500万年くらいまえ。 トカラ列島(れっとう)が内地(ないち)と離(はな)れたのは150万年(まんえん)もまえだそう。

600万年も進化(しんか)しなかったというアマミノクロウサギがいるくらいですから、1,500万年くらい進化しなかったカワニナがいてもええじゃろ・・・と考(かんがえ)、ホッと一息(ひといき)。ひらめき

ん゛exclamation&question

そ〜じゃないですよね。 じゃあ、ドデカイ大陸(たいりく)にカワニナが広(ひろ)まったのは、全土(ぜんど)を襲(おそ)った大洪水(だいこうずい)でもあったとか・・・たらーっ(汗) ノアの箱舟(はこぶね)のだと、もっともっと最近(さいきん)でしょうから・・・水中(すいちゅう)のカワニナが、カタツムリよりも分布(ぶんぷ)が広(ひろ)いなんて、どゆこと???

【仮説】(かせつ)その1
カワニナは卵胎生(らんたいせい)で、子貝(こがい)を産(う)むのですけれど・・・その状態(じょうたい)でハゼなどの魚(さかな)に食(た)べられ>>>サギなどの鳥(とり)を経(へ)て分布(ぶんぷ)を広(ひろ)げる。

【仮説】その2
狩猟採集(しゅりょう・さいしゅう)が基本(きほん)だったホモ・サピエンスですけれど・・・勝手(かって)に増(ふ)える食糧(しょくりょう)を、持(も)ち歩(ある)いていた可能性(かのうせい)もあります。 ニンゲンは、川(かわ)や湧(わ)き水(みず)が必要(ひつよう)で、カワニナはそこで育(そだ)つので、便利(べんり)な食糧(しょくりょう)だった、とか?

【仮説】その3
神代(かみよ)の昔(むかし)、ナンチャラノミコト?が国造(くに・づく)りのとき、民草(たみくさ)のために、食料(しょくりょう)となるカワニナを各地(かくち)に広(ひろ)めて歩(ある)いた。 ツマミになるから個人的(こじんてき)に好(す)きだった・・・のかも。(笑)

【仮説】その4
卵(たまご)を持(も)ったメスは、わざとサギなどに見(み)つかりやすい浅瀬(あさせ)にいて・・・あるいはエサとなる藻類(そうるい)が多(おお)い浅瀬にいるところをサギなどに食べられ、ミッチリと蓋(ふた)を閉(し)めて卵(たまご)を守(まも)り、鳥類(ちょうるい)を利用(りよう)して移動(いどう)する。 カタツムリがメジロに食べられ、フンのなかから生(い)きて見(み)つかったという実験結果(じっけん、けっか)もあるので。


オッサンとしては「その4」かな。 カワニナのみならず、タニシにしても、すごくアタリマエにいるんですけれど・・・・・どうやって分布を広げたのか、サッパリわかりません。


ところで
今宵(こよい)は、あまぎまつり。

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キッチンから、ガジュマルごしに仕舞(しまい)の一発(いっぱつ)が見(み)えました。

カメラを構(かま)えていた、すぐわきの面格子(めんごうし)には

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サトクダマキモドキがいました。 クダマキとは、紡績(ぼうせき)に用(もち)いる軸(じく)が単調(たんちょう)な音(おと)を出(だ)すことから、グダグダ同(おな)じようなことを繰(く)り返(かえ)し語(かた)るヨッパライや、ひたすらガチャガチャ鳴(な)くクツワムシなどを表(あらわ)しているそうです。


 
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2018年07月23日

月(つき)と生物(せいぶつ)

よく、地球型(ちきゅう・がた)の惑星(わくせい)なら、生物(せいぶつ)が居(い)る可能性(かのうせい)がある・・・という天文学(てんもん・がく)のウワサを耳(みみ)にします。

確かに空気(くうき)や水(みず)があれば、生命は発生(はっせい)するかもしれないけれど・・・進化(しんか)のスピードは、地球よりゆるやかかもしれません。

その原因(げんいん)が潮汐(ちょうせき)があること。

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月は地球の軌道(きどう)がぐらついてしまうほど、大(おお)きな衛星(えいせい)。 水星(すいせい)、金(きん)星に衛星はなく、火(か)星にしても、フォボス、ダイモスはすこぶる小さい。 木(もく)星や土星(どせい)の衛星にふさわしい?大きさです。 月がなければ、広大(こうだい)な干潟(ひがた)ができなかったでしょうから、生物(せいぶつ)の生産性(せいさんせい)がずいぶん低(ひく)かったでしょう。

月は裏側(うらがわ)が見(み)えないのが、もっとも怪(あや)しげです。 偶然(ぐうぜん)にしては、あまりにもデキスギ。 宇宙(うちゅう)で唯一(ゆいいつ)の偶然、つまり奇跡(きせき)というレベル。exclamation×2

ともあれ
今(いま)となっては、干潟と関係(かんけい)しないで栄(さか)えている生物群も多(おお)い。 ほとんどの哺乳類(ほにゅうるい)や爬虫(はちゅう)類、両生(りょうせい)類、昆虫(こんちゅう)など、たいがいの陸上生物(りくじょう・せいぶつ)は、塩分(えんぶん)が必要(ひつよう)なわりに、海水(かいすい)や干潟が苦手(にがて)。 ひょっとすると、干潟は海側(うみがわ)の生物には有利(ゆうり)だけど、陸上からアプローチするには不安定(ふあんてい)でリスクの大(おお)きな環境(かんきょう)だった・・・のかもしれません。 湿地帯(しっちたい)があったりしてハマるとか・・・たらーっ(汗) 他方(たほう)、細菌(さいきん)や植物(しょくぶつ)は、もともと塩分がなかったころの海(うみ)で発生(はっせい)した祖先(そせん)の特徴(とくちょう)を受(う)け継(つ)いで、ナトリウムは必要としていない・・・のだとか。 もしかして、塩分が嫌(いや)で陸上に進出(しんしゅつ)したとか・・・exclamation&question


ど〜でもい〜んですが、このごろ夜(よ)な夜な台所(だいどころ)で、あれこれモノが倒(たお)れたり移動(いどう)したりする、ポルターガイストが頻発(ひんぱつ)しています。 台風(たいふう)になると激(はげ)しくなるような・・・台風 犯人(はんにん)?の捕獲(ほかく)を試(こころ)みるため、念(ねん)をたっぷり込(こ)めた、念着(ねんちゃく)シートを配備(はいび)しました。ひらめき(笑)

 
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2018年06月10日

カタチや イメージと 分類(ぶんるい)


生物(せいぶつ)の分類は、結構(けっこう)ヤヤコシイ。 文化遺産データベースでは、登録(とうろく)するまえに、界(かい)、門(もん)、綱(こう)、目(もく)、科(か)などに応(おう)じてナンバリングする必要(ひつよう)があるんですが・・・あんまり大分類(だいぶんるい)を増(ふ)やしたくないので、キノコは植物(しょくぶつ)に入(い)れちゃえとか、海藻(かいそう)や花(はな)は、みんなひとつのククリの植物(しょくぶつ)でしょ・・・などと考(かんが)えていました。

でも
最新(さいしん)の説(せつ)だと、キノコは植物でなく、我(われ)ら動物(どうぶつ)の親戚(しんせき)ということになっています。 植物では、ワカメやコンブは褐藻(かっそう)で、野菜(やさい)などの植物とはククリ≒スーパーグループが違(ちが)っていました。 表(ひょう)の位置関係(いちかんけい)が、種(しゅ)の距離(きょり)ではないけれど・・・少(すく)なくとも、動物とキノコの間柄(あいだがら)より、野菜とワカメは遠(とお)い存在(そんざい)のようです。たらーっ(汗) 

ドメインclustersuper-groupfirst rank
真正細菌
古細菌
真核生物アモルフェア

Amorphea
オピストコンタ

Opisthokonta
ホロゾア Holozoa動物、襟鞭毛虫 など
Nucletmyceaキノコ、カビ、菌類 など
アメーボゾア

Amoebozoa
ツブリネア Tubulinea
ディスコセア Discosea
古アメーバ類 Archamoebae
Gracilipodida
マルチシリア Multicilia
原生粘菌(プロトステリウム目)Protosteliida
Cavosteliida
Protosporangiida
Fractovitelliida
Schizoplasmodiida
変形菌(ホコリカビ類)Myxogastria
タマホコリカビ類 Dictyostelia
アプソモナス目 Apusomonadida
Breviata
エクスカバータ

Excavata
メタモナス類 Metamonadaフォルニカータ、パラバサリア、プレアクソスチラ
Discobaユーグレノゾア、ヘテロロボサ、ジャコバ類 など
マラウィモナス Malawimonas
ディアフォレティケス

Diaphoretickes
アーケプラスチダ

Archaeplastida
緑色植物 Chloroplastida緑藻、陸上植物 など
紅藻 Rhodophyceae
灰色藻 Glaucophyta
SAR

Sar
ストラメノパイル Stramenopilesオパリナ類、ビコソエカ類、ラビリンチュラ類、サカゲツボカビ、卵菌、黄金色藻、ディクチオカ藻、ペラゴ藻、ラフィド藻、シヌラ類、黄緑藻、褐藻、珪藻 など
アルベオラータ Alveolata渦鞭毛藻、アピコンプレクサ、繊毛虫 など
リザリア Rhizariaクロララクニオン藻、有孔虫、放散虫 など
クリプト藻 Cryptophyceae
中心粒太陽虫 Centrohelida
テロネマ Telonema
ハプト藻 Haptophyta
アンキロモナス目 Ancyromonadida
コロディクチオン科 Collodictyonidae
マンタモナス Mantamonas
Rigifilida
スピロネマ科 Spironemidae
Rappemonads
ピコビリ藻 Picobiliphytes
パルピトモナス Palpitomonas
Wikipediaより

ところで
こうした歴史(れきし)を考えてみたとき、恐竜(きょうりゅう)の一派(いっぱ)である鳥類(ちょうるい)と、哺乳類(ほにゅうるい)では進化(しんか)のレベルが違(ちが)っているようです。 もともと恐竜も爬虫類(はちゅうるい)も哺乳類も両生類(りょうせいるい)から進化しましたが、恐竜は2億(おく)5000万年(まんねん)まえから栄(さか)えてきました。 対(たい)して哺乳類は、例(れい)の6500万年まえの隕石落下(いんせきらっか)による大量絶滅(たいりょう・ぜつめつ)のあとから、繁栄してきました。 もちろん、恐竜たちと同(おな)じ時代(じだい)に、哺乳類のご先祖(せんぞ)はいましたが、多様化(たようか)できなかったようです。 ただし、その間(かん)に卵生(らんせい)から胎生(たいせい)へと、現在の哺乳類らしい機能(きのう)へと進化しています。 とはいえ、都合(つごう)4倍(ばい)は進(すす)んでいてもおかしくない。 それに、空(そら)には鳥(とり)より強(つよ)い生物(せいぶつ)はいないので、さらに繁栄を続けている。 なにしろ地上(ちじょう)の厄災(やくさい)から、易々(やすやす)と逃(に)げられる身体能力(しんたい・のうりょく)は圧倒的(あっとうてき)です。

温血(おんけつ)だからと、鳥類が哺乳類に親(ちか)しい関係(かんけい)だなどとカンチガイするニンゲンが多(おお)いけれど、哺乳類は恐竜に勝(か)ったワケではなく、タナボタだっただけ。 小さいからカワイイ、劣(おと)っている・・・と思(おも)いがちですけれど、ニンゲン的(てき)に謂(い)えば差別(さべつ)で侮(あなど)りなだけで、動物的には無意味(むいみ)、いやむしろ利用(りよう)されやすい意識(いしき)かもしれませんね゛〜。

【ご参考(さんこう)】
鳥類が親しいとカンチガイされている、あるいは信(しん)じたい方(かた)へ、ひとつヒント。 鳥類(ちょうるい)は種(しゅ)にもよりますが、たいがいニンゲンがノロマに見(み)えていて、数倍(すうばい)の反射(はんしゃ)。 つまりニンゲンより、ずっと時間(じかん)を長(なが)く感(かん)じています。 たとえば、1分を5分くらいに。 その証拠(しょうこ)のひとつとして、心拍(しんぱく)は200〜350回(かい)かそれ以上(いじょう)。exclamation×2 ハチドリでは1000を超(こ)える。 つまるところ、鳥類は短命(たんめい)なのではなく、私たちの数倍(すうばい)のスピードで生活(せいかつ)し、満足(まんぞく)?し、はたまたユックリな哺乳類よりも早(はや)く進化しつづけている・・・ということです。 見(み)た目(め)の寿命がダラダラ長(なが)いほど、世代交代(せだい・こうたい)が遅(おく)れ、進化しなくなるからです。 もし鳥類が知能(ちのう)を発達(はったつ)させる時代がやってきたとき、ニンゲンより数倍も早く、結論(けつろん)に至(いた)るワケです。 鳥類から見たニンゲンは、ニンゲンから見たゾウガメのような感(かん)じなのでしょう。


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2016年10月21日

いわゆる オトナの合体(がったい)exclamation×2

カニの合体は2種類(しゅるい)あります。 ひとつはメスをオスが携帯(けいたい)?するスタイル。

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これは、カタチだけの合体で、ほかに真(しん)の合体があります。黒ハート

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カニの交尾(こうび)は、お腹(なか)を合(あ)あせるアツアツなスタイルなのです。exclamation×2 んま゛〜仕方(しかた)ありませんが、このシーンはほとんど見(み)せてもらえません。たらーっ(汗)


で・・・
昼休(ひるやす)みに見かけたのは、引(ひ)き潮(しお)なのにウカウカしているようなガセ。

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ん゛〜 なんか変(へん)な雰囲気(ふんいき)のアミメノコギリガザミ。 メスのフンドシが見(み)えているような気(き)がしますし、やたら足(あし)も多(おお)い。

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ビーム砲(ほう)レンズしかないので、ドアップすぎる。 ガセが、そわそわウロウロ移動(いどう)しだしたためです。たらーっ(汗) いやもう、巣穴(すあな)を掘(ほ)らないと危険(きけん)なタイミング。exclamation やはりメスと真に合体している様子(ようす)。

巣穴(すあな)のなかで合体すると想(おも)っていたので、まさか炎天下(えんてんか)の引き潮で観(み)られるなんて・・・

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濁(にご)っていて、判(わか)りづらいのですけれど、メスはハサミの先(さき)を合(あ)わせるように、じっとしているようです。

ひょっとするとこのペアは、見られるほうが興奮(こうふん)するタイプなのかもしれません。exclamation×2(笑)

ところで
ノコギリガザミなどワタリガニ科(か)の交尾は特別(とくべつ)なカニのなかにあっても特別で、オスがメスを携帯?するのには意味(いみ)があります。 メスが脱皮(だっぴ)したときしか交尾できないそうです。 おそらくフンドシ?の部分(ぶぶん)が、柔(やわ)らかいときでないと開(ひら)ききらないのでしょう。 ワタリガニ科の交尾を見られるなんて、たぶん一生(いっしょう)モノ。

でも
やはりツッコミどころはあります。 メスが脱皮するときは、オスが携帯をやめるしかない。 巣穴(すあな)のなかで、オスと一緒(いっしょ)にいて、スムーズに脱皮もできない

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こうしてオスが干潟(ひがた)に出(で)てくるのは、メスが脱皮するため・・・かもしれない。 満潮(まんちょう)のときなら、酸素豊富(さんそ・ほうふ)な水中(すいちゅう)で脱皮できるハズですけれど。 これまで、ちゃんと考(かんが)えていなかったノコギリガザミの交尾が、だんだん解(わか)ってきました。ぴかぴか(新しい)


ちなみに
先(さき)の合体ペアは、予(あらかじ)め掘(ほ)ってあった、巣穴(すあな)へ無事(ぶじ)もどっていきました。 で・・・済(す)まされますか?(笑) だって、イノーの濁(にご)り水(みず)で複雑(ふくざつ)な水流(すいりゅう)で五里霧中(ごりむちゅう)なのに、正確(せいかく)に穴へ戻るのは異常(いじょう)な能力(のうりょく)?がないとできないこと。


奄美大島(あまみおおしま)をふくめ、ここいらは自然遺産(しぜんいさん)の候補(こうほ)だそうですけれど・・・まだまだ身近(みぢか)には知(し)らない生態(せいたい)が、アレヤコレヤあるのでしょうね。ひらめき


キーワード【 徳之島 奄美 南西諸島 沖縄 ノコギリガザミ 交尾 アミメノコギリガザミ ワタリガニ ガザミ Mud crab Mangrove crab copulation mating copulate mate 】
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2016年10月15日

トランスフォーム?

このごろ熱中(ねっちゅう)している仕事(しごと)が、文化遺産(ぶんか・いさん)データベース

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史跡(しせき)や出土品(しゅつど・ひん)とともに・・・メニヤックな?図鑑(ずかん)で調(しら)べにくい生物(せいぶつ)を登録(とうろく)しています。 生物が文化遺産か?と思(おも)われるでしょうけれど、それはその゛〜アレですよ・・・生物の知識(ちしき)も立派(りっぱ)な文化ですから。ひらめき そういう意味(いみ)もあって、生態(せいたい)だけでなく食(た)べかたについても記載(きさい)するように心掛(こころが)けています。

そんななか、あれこれ調(しら)べたり、正確(せいかく)な色調(しきちょう)に画像処理(がぞうしょり)するときに、ふと新事実(しんじじつ)に気(き)づくことがあるのです。 思(おも)わぬ、うれしい副産物(ふくさんぶつ)。exclamation&question

先日(せんじつ)気づいたのは、ドロアワモチのトランスフォーム=変形(へんけい)することです。

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こちらが一般的(いっぱんてき)なドロアワモチのスタイル。 平(ひら)たいのですけれど・・・モコッとしたのもいて、別種(べっしゅ)?と思っていたのです。

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よ〜くジロジロすると、のっぺり平たいときは、後(うし)ろにフン=のみこんで、有機物(ゆうきぶつ)だけを吸収(きゅうしゅう)した砂泥(さでい)がウニウニつづいています。 んが・・・あとの写真(しゃしん)ではソレがなく、最小限(さいしょうげん)の接地面(せっちめん)になっています。

そうなんです、どうやら食事(しょくじ)と移動(いどう)とでトランスフォームするようです。exclamation×2 砂泥ににナリキリと、高速(こうそく)移動するフォームが違(ちが)うのです。 おそらく、背中(せなか)のイボイボも変形し、空力(くうりき)を改善(かいぜん)しています。(笑) でも、小(ちい)さな生物(せいぶつ)にとって、風速(ふうそく)は絶大(ぜつだい)に感(かん)じられるハズですから、さもありなん。ぴかぴか(新しい)

おそらく、ドロアワモチの脳内(のうない)イメージ的(てき)には、こういう感(かん)じかな・・・と。

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腹足(ふくそく)ドリフト走法(そうほう)・・・とか?(笑) テールスライドするほどではありませんが、意外(いがい)に速(はや)いんです。

ちなみに
10センチくらいのイソアワモチが変形(へんけい)しないのは、体(からだ)の周辺(しゅうへん)を浮(う)かせるだけで、抵抗(ていこう)を減(へ)らせることと、イボイボを引(ひ)っ込(こ)めるとデカくて目立(めだ)つから・・・と思われます。 とはいえ、やはり少し(すこ)しモコッと高(たか)くなり、やや楕円(だえん)が長(なが)めになります。



キーワード【 徳之島 奄美 南西諸島 沖縄 ドロアワモチ イソアワモチ 】
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2016年04月30日

天城町(あまぎちょう)の野鳥図鑑(やちょう・ずかん)

撮(と)りためた写真(しゃしん)と、観察(かんさつ)や体験(たいけん)を盛(も)り込(こ)んだ、ここらへん限定(げんてい)のデジタル図鑑です。

カイツブリなど海(うみ)は苦手(にがて)といいますが・・・イノーで見(み)かけたのを載(の)せていたり、はたまた鳴(な)きマネに聞(き)き入(い)るリュウキュウコノハズクのメスを載せていたり。 そもそもリュウキュウコノハズクをメスと名言(めいげん)するのは、フツーじゃムリ。

クリックすれば直(ちょく)リンク、QRコードリーダーで読(よ)めばスマホでもOK。 ただし、スマホ対応(たいおう)のサイトではないので、いささか用(もち)い辛(づら)いところも。

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これから野鳥だけでなく、魚(さかな)やヘビ、カニ、ナマコや海草(かいそう)なども、ランダムかつマニヤックに加(くわ)えていく予定(よてい)です。 ひょっとすると・・・図鑑らしからぬ、調理法(ちょうりほう)も載(の)せるかも。(笑) なにしろ、島(しま)の自然(しぜん)は濃(こ)ゆいので、杓子定規(しゃくし・じょうぎ)で学問(がくもん)っぽくない、いろいろサマザマある雰囲気(ふんいき)が大切(たいせつ)な気(き)がしています。 物事(ものごと)は、一直線(いっちょくせん)でない方(ほう)が面白(おもしろ)い。ぴかぴか(新しい)

いろいろ調(しら)べていると、ミミズとナマコは全(まった)く違(ちが)う生物(せいぶつ)だったり、ホヤと哺乳類(ほにゅうるい)や魚(さかな)のご先祖(せんぞ)が同(おな)じだったり・・・ビックリです。exclamation×2

ともあれ
図鑑って重(おも)くて、何冊(なんさつ)も持(も)って歩(ある)けませんから・・・電子化(でんしか)するのが相応(ふさわ)しいと思(おも)うんです。 それに、図鑑は地図(ちず)と同様(どうよう)に、公共(こうきょう)で整備(せいび)すべきだと思います。 でなければ、たとえばレッドリストにある生物(せいぶつ)など、国(くに)や県(けん)が民間(みんかん)のデータをもとに、あやふやな根拠(こんきょ)でナントナ〜ク指定(してい)している・・・とも、なりかねない。たらーっ(汗)


そうだexclamation 先日(せんじつ)わかったズアカアオバトの女子(じょし)を口説(くど)く声(こえ)が「ポ〜ポポポポポポ」とゆ〜のを追加(ついか)しないと。(笑)
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2015年10月10日

不眠(ふみん)と知恵比(ちえ・くら)べ

ヒミツにしていましたが・・・この半年(はんとし)、天井裏(てんじょう・うら)のネズミの音(おと)で、眠(ねむ)れない日々(ひび)でした。

半年前に台所(だいどころ)の流(なが)しの裏からやってきて、オッサンが仕掛(しか)けておいたヒッツキ・シートを軽(かる)く踏(ふ)んで・・・学習(がくしゅう)したネズミ。

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ついに台所の網戸(あみど)を破(やぶ)って侵入(しんにゅう)してきたのです。 ノラネズミ?がわざわざオッサンちの台所の網戸からやってくる・・・というのは、あんまり不自然(ふしぜん)です。 おそらく屋根裏のヤツです。

天井裏で活動しているだけでは、なんぼゴキブリの多(おお)い島(しま)でも食糧不足(しょくりょう・ぶそく)。 なにせネズミ算(ざん)というほどの繁殖(はんしょく)をしますから・・・タンパク源(げん)が欠(か)かせないのです。 んで・・・オッサンの台所にやってきてもタンパク源がないので、オッサンの耳をアマガミしたりするわけです。(笑) この度(たび)は、白昼(はくちゅう)に侵入したため、ミミタブでなく、風呂(ふろ)の石鹸(せっけん)=脂質(ししつ)をたいらげていました。

では、屋外(おくがい)からどうやって屋根裏へ戻(もど)って生活(せいかつ)しているのか・・・ナゾだったのですけれど、破った網戸のあたりをウロウロのぞいていたのを見(み)たことがあり・・・さらに、天井裏や壁(かべ)のなかを移動(いどう)するときに、ハエタタキでこつこつヒツコク追跡(ついせき)したとき、寝室(しんしつ)の風通(かぜとお)しのパイプから飛(と)び出(だ)したことがありました。

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寝室と台所は隣(となり)になっていて、台所側のパイプが開(あ)いているのです。 わざわざ壁(かべ)を登(のぼ)り降(お)りすることはあるまい・・・と想(おも)っていたのですけれど・・・今回の網戸破りで確信(かくしん)して、ふさぎました。

で・・・Aコープでヒッツキ・シートを買(か)い増(ま)して、セットしたところ・・・きのうのログを書(か)いていたとき、視線(しせん)の先(さき)・・・居間(いま)をテケテケ走(はし)っていました。 寝室にホコリがあったので、そちらに仕掛(しか)けていたのを、居間と出口(でぐち)に展開(てんかい)。

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これがネズ見取図(みとりず)。 おそらく半年前の学習ネズミだろうから、居間へチーズをトッピングして配置(はいち)したヒッツキには反応(はんのう)せず、網戸か流し裏の穴(あな)から脱出(だっしゅつ)することを優先(ゆうせん)すると読(よ)み、さらに学習したヒッツキを飛び越(こ)えることを予測(よそく)して、台所へのヒッツキを二重化(にじゅう・か)しました。

そしてやはり、ひとつめに触(ふ)れた跡(あと)があり・・・二重化したヒッツキを飛び越しざまに、下半身(かはんしん)がヒッツキにヘバリついた状態(じょうたい)で捕獲(ほかく)しました。

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辛(かろ)うじてオッサンが勝(まさ)った・・・半年の結末(けつまつ)でした。 もっとジャンプされていれば・・・いまごろオッサンは、また耳を咬(か)まれていたログになっていたかもしれません。たらーっ(汗)

さて
屋根裏へのパイプをふさぎましたが、あとひとつ床下(ゆかした)の風通し・・・ガラリが破損(はそん)したところがあり、そこから出入(でい)りしているかどうか・・・が残(のこ)っています。 ネズミたちが、どのくらい粘(ねば)り強(づよ)いのか、まだいささか不眠のネタは続(つづ)くかもしれません。

オッサンとしては、ハブやアカマタを恐(おそ)れてネズミは地上近(ちじょう・ちか)くで出入(でい)りはしない・・・と想いますが、もし出入りすれば、オッサンちの台所へハブ・・・ということもあり得(う)ることになります。

どうなりますことやら。
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2014年03月02日

ウンブキアナゴの名付(なづ)けについて

どうやら・・・新聞記者(しんぶんきしゃ)さんが混乱(こんらん)するくらいヤヤコシイみたいなので、情報(じょうほう)を整理(せいり)しておきます。

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1)ウンブキアナゴは、新種(しんしゅ)ではありません。

2)ニッポンでは初(はつ)、世界(せかい)で5番目(ばんめ)の発見(はっけん)。

3)ニッポン語(ご)の呼(よ)び名がついていなかった。

4)英名(えいめい)などからも引用(いんよう)できなかった。


なので、キッチリと和名(わめい)をつけたのです。 学名(がくめい)は、ずいぶん前(まえ)から「Xenoconger fryeri」と決(き)まっていました。

ちなみに、英名(えいめい)はFryers false moray(フライヤーズ・フォース・モーレイ)で、長(なが)ったらしくて使(つか)えません。 意味(いみ)は「フライの揚(あ)げぞこないウツボ」。たらーっ(汗)

それから、イワアナゴ科(か)はアナゴ亜目(あもく)ではなくて、ウツボ亜目なので、イワウツボ科になってもいいはず。 けれども、ウツボのように猛々(たけだけ)しくなく、アナゴ然(ぜん)としているので・・・イワアナゴになったのでしょう。 生(い)き様(ざま)もウツボよりアナゴに近(ちか)いようですし。

特別(とくべつ)な地形(ちけい)がそのまま地名(ちめい)になった、生息地(せいそくち)ウンブキと、イワアナゴのアナゴだけもらって、シンプルにまとめたのが、ウンブキアナゴの名です。 ホントならウンブキイワアナゴでもいいのですけれど・・・馴染(なじ)めませんよね。 


ちなみのちなみに
馴染めない和名といえば・・・

【アマミノクロウサギ】
長い・・・島(しま)ではクロウサギと呼ばれています。 んが・・・奄美野黒兎=アマミ・ノクロ・ウサギなので、切(き)りかたがオカシイかも・・・(涙)


【クロツラヘラサギ】
ツラは上品(じょうひん)でないし、ツラヘラの語呂(ごろ)もイマイチ。 英名Black-faced spoonbillを雑(ざつ)に訳(やく)してしまったようですね。 ホントならもっとも身近(みぢか)にいるヘラサギなのですからフツ・ヘラサギだったはずです。 オッサンはめんどうだからクロツラーズに。


【ソリハシセイタカシギ】
ソリハシシギでも、セイタカシギでもない、いかにもとってつけた鳥(とり)の名。 長々(ながなが)しいので英名のアボセットの愛称(あいしょう)でよばれています。


【リュウキュウアカショウビンなど】
本来(ほんらい)は南(みなみ)からやってくるのに・・・なぜか南国(なんごく)の生物(せいぶつ)にはテキトーにリュウキュウやらアマミやらオキナワがくっついていて長すぎる種(しゅ)が多(おお)いですね。 島(しま)では、フツーにアカショウビンとかアオバト、ウラジロガシなどと呼ばれていますよね。 問題(もんだい)は、チョウのリュウキュウアサギマダラとアサギマダラは同居(どうきょ)しているし、ソックリなので混同(こんどう)されちゃって、ヤヤコシイです。


【リュウキュウコノハズク】
リュウキュウがつく以前(いぜん)にフツ・フクロウよりもフクロウらしい声(こえ)なので、島ではフクロウと呼ばれ、コノハズクという名は知(し)られていませんよね。


【ハイイログマ】
アメリカにいるクマ、グリズリーのこと。 ハイイログマって、ナニ? という感(かん)じ。 グリズリーはGrizzly bearから。 実(じつ)はシロクマ=ホッキョクグマはハイイログマから進化(しんか)しているので、そこを知(し)ると・・・へえ゛〜と納得(なっとく)? ホッキョクグマも、シロクマに負(ま)けてますよね。たらーっ(汗)


【オビトカゲモドキ】
モドキってなんだよ・・・ ニセ、ダマシ、ミナシ・・・失礼(しつれい)この上(うえ)ない。


【アメリカネリ】
誰(だれ)も知(し)らない和名。たらーっ(汗) 野菜(やさい)のオクラのことで、英名のOkraのまんまです。


【オキナワチドリ】
島の海岸(かいがん)にある植物(しょくぶつ)なのに、まるっきり鳥。 希少(きしょう)で絶滅(ぜつめつ)しそうなので・・・覚(おぼ)える必要(ひつよう)もないかも。雨 同様(どうよう)にサメだけどシロワニ・・・とかビミョ〜exclamation×2 鳥のヤツガシラみたいに、妖怪(ようかい)マガイよりはマシ?


【カイコウズ】
海紅豆と書(か)きます。 マメ科なのはわかりますが、カイコウの意味がチンプンカン・・・ オッサンはアメリカデイゴを採用(さいよう)しています。 鹿児島(かごしま)の県花(けんか)です。


【クビレヅタ】
ウミブドウのことですが・・・いづれにしろ、フルーティでもなければ、さしたる味(あじ)もないのでガッカリな海藻(かいそう)。 同様にプチプチしている畑(はたけ)のキャビア「とんぶり」ほどの栄養価(えいようか)は期待(きたい)できないようです。 南西諸島(なんせいしょとう)の三大(さんだい)ガッカリ食材(しょくざい)?のようなもので、ほかイラブチ、島かぼちゃ・・・正直(しょうじき)なところ、おいしさがわかりません。


ということで蛇足(だそく)が長すぎでしたが、ウンブキアナゴは親(した)しみやすい名を目指(めざ)したものです。



ともあれ
ウンブキでニッポン初の生物(せいぶつ)が発見できたことによって、クロウサギがいる奄美大島(あまみおおしま)の自然(しぜん)と、沖永良部(おきのえらぶ)にもない特別な洞窟(どうくつ)の自然が同居(どうきょ)している・・・ということを証明(しょうめい)しているのではないかと思(おも)います。

あとは
このごろ縁結(えんむす)びにやってくる若者(わかもの)がいらっしゃるようなので・・・ウンブキアナゴの縁結びグッズがこさえられるかどうか・・・ですかね。たらーっ(汗)
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2013年07月31日

おもいでのサケ・・・

あんまり暑(あつ)いので、涼(すず)しいネタにしましょう。

ところでサケマス、どう違(ちが)うか知(し)ってますか?

そう・・・ニッポンでは区別(くべつ)されていません。 おそらく皆(みな)さんは、デカイのがサケだ!と信(しん)じているかもしれません。 けれど、最大(さいだい)のキングサーモンの和名(わめい)はマスノスケ(≒マスのオヤブン)。 マスですね。(笑) そんなことも知(し)らないで、北(きた)の食(た)べ物(もの)はオイシイ!なんていうヒトもいますけれど、信用(しんよう)していいもんかどうか・・・(涙)

紋別(もんべつ)を訪(おとず)れたのは、2004年(ねん)の9月(がつ)。

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オホーツク海(かい)です。 北にいくほど重力(じゅうりょく)の関係(かんけい)で、海(うみ)が凹(へこ)んでいます。(←オオウソです!)

不思議(ふしぎ)なのは、磯(いそ)の香(かおり)・・・みたいなのがナニもしないこと。 海藻(かいそう)などがなく、浜(はま)にはナニもありません。 なので海(うみ)のニオイしかしないのです! これまでの海のニオイは、いろんなものが腐(くさ)れたニオイや生(い)き物(もの)のニオイで、海のではなかったのです。

さて、南国(なんごく)の方(ほう)が魚(さかな)はギョ〜サン釣(つ)れるど!と信じているアナタ、そりゃゼンゼン違(ちが)います。 ホラね。(笑)

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60センチあまりのサケがゴロゴロと。 けど、これでもオスは捨(す)ててますから、半分(はんぶん)?ってところでしょうか。 メスにはイクラ【=ロシア語(ご)の魚(さかな)のタマゴの意味(いみ)】があるのでキープするのです。

このとき多(おお)かったのがシロザケで、サケといえばおおむねシロザケのことです。 やや小型(こがた)のカラフトマスも遡上(そじょう)します。

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ウキの下(した)にルアーをつけて、針(はり)には食紅(しょくべに)で染(そ)めたイカを刺(さ)した仕掛(しか)け。 なんともビミョ〜な・・・ こんなんがベストな仕掛けとは。

もべつ川にはすごく細(ほそ)い川(かわ)ですけれど、サケはやってきます。

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なので釣(つ)り人(びと)もドッサリと。

もべつ川がど田舎(いなか)かといえば、すぐ紋別港(もんべつこう)で、まちの中心地(ちゅうしんち)です。

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初代(しょだい)ガリンコ号(ごう)・・・本物(ほんもの)のドリルだ・・・男(おとこ)のロマン、ドリルついてます! ドリルは男の魂(たましい)ですよね!

ちなみに、紋別港のなかにも、サケの群(む)れが泳(およ)ぎまわっていますし、なかなか釣れないのですけれど、サケが多(おお)いので釣り糸(いと)にぶつかってきます。 正直(しょうじき)なところ、四手網(よつであみ)がてっとりばやいですね。(笑)

川に入(はい)ったサケは禁猟(きんりょう)なのすけれど、密漁(みつりょう)はフツーみたいでした。 旅館(りょかん)のオバハンが、川なら楽(らく)にとれるのに、といってましたから。 こうしたオキテを守(まも)らないのは、どこのクソ田舎でも共通(きょうつう)のよう。 ウニやらエビカニを解禁前(かいきんまえ)に採(と)ってしまうのとかね。(笑)

民宿(みんしゅく)でなく、旅館(りょかん)に泊(と)まったのですけれど・・・この食事(しょくじ)。

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ショボイ・・・ショボすぎる・・・ 右(みぎ)にあるズワイガニの細(ほそ)いこと・・・足(あし)の先(さき)っちょはビンボ〜クサイので残(のこ)したら、ナンデ食(た)べないの!?とおこられました。 だってショボすぎじゃん・・・ホジって食(た)べる自分(じぶん)の姿(すがた)が哀(かな)しくない?(涙)

っていうか・・・メインのフリャーがショボショボで、どちらかというとショボガニが目玉(めだま)っぽい扱(あつか)いのよう。 内地(ないち)のビンボーニンをカニでごまかすメニューなのでした。 やれやれ・・・こんなショボガニ、釣りエサにもなりゃしない。 味(あじ)のない足なんかド〜デモイイからカニみそ出(だ)しなさいよ!

こないだオーマツを釣ったルアーの画像(がぞう)がでてきました。

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別々(べつべつ)だったんですね・・・大型(おおがた)スプーンに、ご当地(とうち)のタコベイトをくっつける仕掛けです。 ちょっとくらい高価(こうか)でも、砂浜(すなはま)だから根(ね)がかりもなく長持(ながも)ちしますから買(か)いですね。

結局(けっきょく)、イカとかつけなかったから釣れなかったのですけれど・・・道(みち)の駅(えき)で60センチくらいのサケが2,000円でフツーに売(う)られていました。 もちろんイクラはないですが、たぶん刺身(さしみ)もOK。

確(たし)かに北はスゴイ・・・けど、美味(おい)しいかというと・・・違うような。 やっぱり雰囲気(ふんいき)に酔(よ)いしれるオメダタイ旅行者(りょこうしゃ)が多(おお)いので、カモにされちゃうんでしょうね。

大間(おおま)のマグロなんていいますが、ホントは南方(なんぽう)のサカナなのに・・・信じるものは皆だまされる世(よ)の中(なか)なワケで。(涙)
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2013年06月02日

ニンゲンの目(め)のはたらき

ネズミやクジラ、私(わたし)たちヒトなど、哺乳類(ほにゅうるい)はもともと恐竜時代(きょうりゅう・じだい)に、夜行性(やこうせい)になってしまいました。

夜(よる)は赤(あか)い色(いろ)はないから、青(あお)のSか緑(みどり)のM・・・つまりサドかマゾになったのです!(笑)

グラフをご覧(らん)ください。

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ヒトの目は、ずいぶん緑のMと赤(あか)のLが近(ちか)くてバランスが悪(わる)い・・・ 夜行性では、赤が必要(ひつよう)なかったからです。 夜(よる)、青(あお)い空(そら)を通過(つうか)する光(ひかり)では赤はほとんどないから、赤は退化(たいか)したのが、恐竜が絶滅(ぜつめつ)してからビミョ〜に進化(しんか)して復活(ふっかつ)したからです。 つまりニセ赤?

あら?点線(てんせん)のは青Sでも緑Mでも赤LでもないRってナニ??? ライト、明(あか)るさ)ですね。

つまりヒトは、青、緑、ビミョ〜な赤、明るさのセンサーがあるってことです。

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瞳(ひとみ)の中心部(ちゅうしんぶ)では、ほとんど色のセンサー、そのまわりにはRセンサーが多(おお)くなっているそうです。 よくできてますね〜、じっくり食(た)べ物(もの)を見(み)つけるのは正面(しょうめん)の色センサーで、夜(よる)でも目線(めせん)の外側(そとがわ)の明るさセンサーで、外敵(がいてき)などの動き(うご)きを知(し)る! 進化(しんか)とは素晴(すば)らしい!

ちなみに、ヒトではオスが圧倒的(あっとうてき)に200倍(ばい)以上(いじょう)、メスより色盲(しきもう)だそうです。 それも進化の意味(いみ)がありそうですね・・・

色盲(しきもう)のとき、色センサーの代(か)わりに明るさセンサーが多(おお)そうなので・・・肉食(にくしょく)とか草食(そうしょく)とかでなく夜行性(やこうせい)男子(だんし)・・・ってのがいるみたい!?

で・・・ニッポンジンのオスは4.5%が色盲で、ヨーロッパやメリケンなど白人(はくじん)では8%も色盲だそうです! 地球上(ちきゅうじょう)では、ざっとアメリカ合衆国(がっしゅうこく)の人口(じんこう)くらい・・・いるみたい。

まだ夜行性に進化してもおかしくない情況(じょうきょう)ってことかも!? 無駄(むだ)に夜遊(よあそ)びししすぎじゃね? ハクジンって・・・

そのわりにはオオカミでなく、ブタらしい体形(たいけい)だから、すげ〜カワイソウだけど。(笑)
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2013年05月17日

和名 と 標準和名 と 学名

今日(きょう)は嵐(あらし)ですね・・・なんかちょっと寒(さぶ)いですし。

さて
生物(せいぶつ)にはワメイ、ヒョウジュンワメイ、ガクメイなどの呼(よ)び名(な)があります。

たとえば、このお魚(さかな)をご存知(ぞんじ)でしょうか? パッと見(み)てわかった方(かた)はカナリの物好(ものず)きですね゛〜(笑)

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「カッポレ」です。釣(つ)り師(し)などは「クロカッポレ」とも。 英名(えいめい)はなんとモグリ医者(いしゃ)?ブラックジャック。

アジ系(けい)をジャック、とかヒラアジ系(けい)をトレバリーともいいます。 カンパチはアンバージャック。

ところで、カッポレはもともと伊豆諸島(いずしょとう)や小笠原(おがさわら)で使(つか)われていた和名です。 徳之島(とくのしま)でカマジと呼(よ)ばれるロウニンアジも、カッポレ。

釣り師は、カッポレをクロカッポレ、ロウニンアジをシロカッポレと呼ぶことも。 あんまり区別(くべつ)する必要(ひつよう)がなかったのでしょうね・・・ 沖縄(おきなわ)なんか、ロウニンアジも、カッポレも、シマアジも、ギンガメアジもヒラアジなんでも「ガーラ」ですし。

学名は「Caranx lugubris」ギンガメアジ属(ぞく)のフキツなヤツという意味(いみ)らしいです。 無双(むそう)の美味(おい)しさなのに。(涙)

例(たと)えば、徳之島では「クヮータロー」とか「マムシ」などと呼ばれるヒメハブ。

一方(いっぽう)、内地(ないち)ではハブより強力(きょうりょく)な毒(どく)を持(も)つ「マムシ」というヘビがいますし、大阪(おおさか)ではウナギのことを「マムシ」と呼んだりします。

これでは、それぞれの地域(ちいき)で図鑑(ずかん)をこさえたら、写真(しゃしん)と姿(すがた)が一致(いっち)しません。 ですから、学者(がくしゃ)さんたちが相談(そうだん)して全国共通(ぜんこうきょうつう)の呼び名(な)をつけたのが標準和名です。

冒頭(ぼうとう)のカッポレは、フツーならクロヒラアジでしょうけれど、先(さき)に別種(べっしゅ)に使(つか)われていたので、アレコレ悩(なや)んで付けられたのかもしれませんね・・・

また、国内(こくない)ではスズメですがガイジンと話(はな)すときはスズメじゃむり。 英名はスパロゥ。 これでは世界中(せかいじゅう)の呼び名を図鑑に載(の)せなければなりません・・・

そこで世界で共通(きょうつう)の呼び名をこさえたのが学名。 ラテン語(ご)だから、私(わたし)は読(よ)めません。

学名は「属名(ぞくめい)」+「種小名(しゅしょうめい)」と決(き)めてあります。 「ヒカルオヤジ属」「ブンザヱモニス」みたいな感(かん)じ?

子供(こども)のころ、たったひとつ覚(おぼ)えた学名がありました。 「ラティメリア・チャルムナエ」=Latimeria chalumnae  シーラカンスです。 シーラカンスは本来(ほんらい)、シーラカンス目(もく)で属(ぞく)より2段階(だんかい)も上(うえ)の分類名(ぶんるいめい)ですけれど、唯一(ゆいいつ)の生(い)き残(のこ)りだから、代表(だいひょう)して使(つか)われているのでしょう。

ちなみに「ラティメリア属」の「チャルムナ川(かわ)のヤツ」という意味で、南(みなみ)アフリカ、チャルムナ川の沖(おき)で最初(さいしょ)に捕獲(ほかく)されたからです。

ジュラシック・パークで有名(ゆうめい)になった「ティラノサウルス・レックス」も学名です。

時折(ときおり)、図鑑にある標準和名を学名と勘違(かんちが)する方(かた)もいますけれど・・・似(に)てませんよね・・・ゼンゼン・・・(笑)

ところで、イロイロあって・・・学名や標準和名が二(ふた)つあるヤツもあります。 シノニムというそうで、私もあまり心当(こころあ)たりはありませんけど。 ハブとホンハブ、メクラヘビとミミズヘビ、植物(しょくぶつ)のハマトラノオとカントラノオ・・・コムギコとメリケンコとウドンコ?・・・ニキビとフキデモノ??・・・ハゲとウスゲとヒカリモノ???

手違(てちが)いの学名も身近(みぢか)にあります。 小鳥(ことり)のアカヒゲですけれど・・・「エリタクス・コマドリ」。 コマドリは日本語(にっぽんご)がソノママです。 で、コマドリは「エリタクス・アカヒゲ」 どうやら、シーボルトとオランダのせいみたいですよ!(涙)

このごろ無駄(むだ)に繁殖(はんしょく)させているトキは、大陸(たいりく)にもいますが、学名「ニッポニア・ニッポン」だから・・・というだけでガンバっているのです。 やれやれ命(いのち)も金子(きんす)もモッタイナイことです。

ともあれ、通称(つうしょう)=和名、図鑑に載っている標準和名、世界共通の学名は、それぞれ似(に)て非(ひ)なるものなのでした。

そうそう、鳥(とり)と昆虫(こんちゅう)と魚と植物とミサイル?ではダブっていいみたいですね。 スズメ、スズメガ、スズメダイ、スズメウリ、スパロー・・・やっぱしミサイルはビミョ〜かも。(笑) けど、ウミスズメ、ウミガラス、ウミバト、ウミニナ、ウミシダ、ウミブドウ、ウミウシ、ウミウマ、ウミネコ、ウミエラ、ウミボウズ?、ウミザル?、シーモンキー? なんかチョッと違(ちが)うのも混(ま)じりましたが・・・そりゃアンマリじゃないの?という意見(いけん)もあるそうです。

ニセ、モドキ、ダマシ・・・なんてのもあって、毒(どく)がある種(しゅ)にニセたのもいれば、テキトーに雰囲気(ふんいき)で・・・なのもあり、ビミョ〜なのでした。
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2012年10月21日

記録(きろく)でわかる生態(せいたい)

khs-121021.jpgクロツラーズは9/17にはまだ3羽(わ)でした。

つぎの日(ひ)からずっと2羽です。

で・・・奄美野鳥(あまみ・やちょう)の会(かい)で、記録(きろく)が見(み)つかりました。 ちょうど9/18に、奄美大島(あまみ・おおしま)で見られています。

ただ移動(いどう)しただけじゃん・・・ いえいえ、渡(わた)りだと隣(とな)りの島(しま)でストップすることは、よほどのポカかサボり。(笑)

クロツラヘラサギは、たぶん留鳥(りゅうちょう)・・・なんです。 国境(こっきょう)に縛(しば)られた足(あし)の遅(おそ)い人類(じんるい)の見方(みかた)だと、移動するように見(み)えますけども・・・・ スケール感(かん)の違(ちが)いですね。

こうした足取(あしど)りは、足環(あしわ)でもなければ、記録(きろく)されてきませんでした。 点々(てんてん)とエサのあるポイントを移動(いどう)しながら、成熟(せいじゅく)する2年半(ねん・はん)ほどの間(あいだ)、繁殖(はんしょく)できる場所(ばしょ)を探(さが)すのかもしれません。

ちなみに、足環のついたクロツラヘラサギは、徳之島(とくのしま)でこの3年(ねん)、まったく見たことがありません。

日本(にっぽん)のような狭(せま)い土地(とち)だけで繁殖(はんしょく)する方(ほう)が、むしろ珍(めずら)しい。 ウグイスも留鳥として図鑑(ずかん)に載(の)っていますが、冬場(ふゆば)どんだけ島(しま)にやってくることか。

人類(じんるい)はよほどオカシナ生物(せいぶつ)ですが、自分(じぶん)のオカシサをまったく意識(いしき)できていません。 例(たと)えば、イカやタコ、カエルやイモリ、ナマコみたいに、毛(け)もウロコもない全身(ぜんしん)ツルッパゲ生物なんて・・・哺乳類(ほにゅうるい)ではアリエナイ姿(すがた)です。 全身に毛のないイヌやネコ、サルを見たらギョッとするのに、人類はフツー。 変(へん)にもほどがありますね!(笑) 人類の感覚(かんかく)など、他(ほか)の動物(どうぶつ)にはナンモ役立(やくだ)たないことばかりなのです。

根拠(こんきょ)のない思(おも)い込(こ)みを捨(す)てて、正確(せいかく)に物事(ものごと)を知(し)ることは、意外(いがい)に難(むつか)しいことです。
posted by ぶん+ at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 生き物基礎知識