しかたなく、出勤前(しゅっきん)まえにイノーをジロジロしとくことに。

カワウたちが、すっかり狩(か)りを終(お)え、まったりしてました。
総勢(そうぜい)で70羽(しちじゅうわ)ほど。 例年(れいねん)は80〜120羽くらいですから、イマイチかも。
って、存知(ぞんち)でしたか???
役場(やくば)の上層(じょうそう)にある、環境省(かんきょうしょう)の事務所(じむしょ)へ、イボイモリの「生きた化石」(いきたかせき)について質問(しつもん)しに。 新任(しんにん)のTさんは忙(いそが)しかったので、杓子定規(しゃくしじょうぎ)に肋骨(ろっこつ)=あばらぼねが、がイクチオステガよろしく発達(はったつ)しているから・・だと謂(い)い、あわただしく出張(しゅっちょう)の準備(じゅんび)に。
ま゛〜オッサンも大人(おとな)げなく、アポなしでしたし、ニワトリの原種(げんしゅ)の玉子(たまご)って、美味(おい)しかったんですか?みたいな、トンチンカンな質問をしてしまいました。

さておき
レンジャーのNさんから、徳之島(とくのしま)らしい野鳥(やちょう)ってどんなのでしょうか?と。
イノーで越夏(えっか)するからクロツラヘラサギ、南西諸島(なんせいしょとう)でもっともムクドリが根付(ねづ)いたお陰(かげ)でやってくるようになったホシムクドリ・・とか答(こた)たら、え゛〜な反応(はんのう)でした。
ならば
北上(ほくじょう)してまで越冬しているカラムクドリも・・と紹介(しょうかい)したら、さらにドンビキに・・

そんなん、急(きゅう)にゆわれても・・と階段(かいだん)をおりつつ、あ゛・・アカショウビンなら、ほかの島(しま)にくらべ、とびきり身近(みぢか)じゃった

たとえば
鳥好(とりず)きであれば、ムネアカタヒバリが毎日(まいにち)かならず見(み)られるのは、奄美・沖縄(あまみ・おきなわ)では徳之島くらいなのでは?

きょうも、キョトンとしてカワイかったんですよ〜

けれど
地味(じみ)すぎて、だれも感動(かんどう)しないかも。


そもそも、アマミノクロウサギこそが地味(じみ)すぎて、リピーターが来(こ)ない筆頭(ひっとう)のネタではないかと。(笑)
かくゆ〜オッサンは、クロウサギやトゲネズミなどはパッとしないので撮影(さつえい)してもトキメキがなさすぎて、やめちゃったワケで・・・・

さておき
島らしさなんて地味(じみ)なので、大切(たいせつ)にしたい気持(きも)ちがアルかナイか・・の問題(もんだい)かと思(おも)いました。
ところで
イボイモリを「生きた化石」とするには、肋骨があるから・・とゆ〜のはダメじゃないの?と思うので、ちょっと違(ちが)ったアプローチそしたくなりました。 なにしろ、イベリアトゲイモリは肋骨で攻撃(こうげき)に転(てん)じることもできるらしいので。

サンショウウオやカエルは、肋骨がなくなるよう進化(しんか)したものの、イモリのうち一部(いちぶ)は肋骨を発達(はったつ)させていったのでは???
ともあれ
環境省の役人(やくにん)さまにソレをもとめるのは無理筋(むりすじ)でした、お邪魔(じゃま)してしまいまして、澄(す)みませんでした。
